「生きた人間の内臓を取り出して、すり潰し、針で注入すると糖尿病が治る」は本当だった!? 亜留間次郎が徹底解説、臓器売買・最前線!

【薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎の世界征服のための科学】

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画像は「Getty Images」より引用

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■新市場の誕生

 著者には中国人嫁がいるのですが、著者が病気で手術したりしたのを心配して、臓器売買組織の買い手側に会員登録してくれました。しかし、著者の病気は臓器移植しても治らないというか、しても意味がない病気なので必要ないのですが……。胃を切除したからといって、他人の胃を移植した場合、拒絶反応などデメリットの方が大きすぎて逆に死ぬ原因になりかねないのです。

 そんな臓器売買組織から新商品のお知らせ「どんな糖尿病も点滴一本で根治する薬」があるとお手紙が来たのですが、エビデンスとか治療実績とか聞いてみたら真面目な本物でした。

 今までは死ぬまでインスリン注射を続けて食事制限などQOLの低下を我慢しなければならなかった糖尿病ですが、最近になって糖尿病が点滴一本で治る魔法の治療法が実用化したのです。

 しかし、その魔法の薬の材料として生きた人間の膵臓が必要で、1人の糖尿病患者を治すために1人の健康な人間を殺さなければなりません

 腎臓と違って膵臓は1人1個しかなく、取ったら死にます。

 すでに膵島移植による糖尿病の治療は日本でも始まっていますが、現在、日本国内で行われている膵臓移植は脳死ドナーからの提供です。このため、供給量が圧倒的に少ないので治療を受けられるのはかなり末期の糖尿病患者だけに制限されています。この基準だと、すでに腎臓とか肝臓まで悪くなってるレベルまで悪化してないと対象者になれません。

 当たり前ですが、患者の腎臓と肝臓の機能が正常なほうが成功率は高まります。極端な供給不足と多すぎる需要によりバランスが崩れまくった結果、もうコレをやらないと死ぬという末期患者のみ受けられる治療になっています。

 さすがに、誰かを殺して内臓を奪うことが日本でできるわけがありません。

 しかし、日本の医療は完全に一世代遅れていて、適合問題や免疫抑制が必要で極わずかな脳死移植ですら時代遅れなのも事実です。

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