「生きた人間の内臓を取り出して、すり潰し、針で注入すると糖尿病が治る」は本当だった!? 亜留間次郎が徹底解説、臓器売買・最前線!

■優しい臓器ブローカー

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画像は「Getty Images」より引用

 よく、臓器売買の話で苦しみながら体を切り刻まれるとか主張する人がいますけど、臓器ブローカーの立場に立って見れば、意識のある叫んだり暴れたりするドナーは扱いにくくてしょうがないので、麻酔で意識不明にしてから取り出すのが当然です。麻酔打ったほうが摘出手術する医師が楽で高く売れる良質な臓器が手に入るし、最後は麻酔の大量注入で安楽死させるのがドナーも医師も一番楽なので、ドナーに無意味な苦痛を与えたりしません。ドナーを苦しめても臓器ブローカーには何の利益も無く余計な手間が増えるだけです。

 売る時の対応はものすごく紳士的で優しいですよ。全て演技と作り笑顔でしょうけど。

 死ぬ前提で内臓売るときは苦しく無いので安心して売ってください。ちゃんと都合の良い死亡診断書を書いてくれるので健康保険に入っていれば死亡保険金が貰えるし、臓器ブローカーとしても素早い証拠隠滅のために急いで火葬してもらいたいので葬儀屋の手配もしてくれます。

「情けは人の為ならず」と言うように、臓器ブローカーだって内臓売って死んだ人の遺族が幸せになってくれたほうが良いのです。

 その方が変な悪い噂が立ったりしないので売買がやり易いし、それを見た意識高い人が「自分も家族のために内臓売って死のう」と考えたり、「お支払いできるものは命しかありません」という追い詰められた人が売るかもしれません。

 あるいは、ヒキコモリの子供を持て余している親が臓器ブローカーに売ろうと依頼してくるかもしれません。ヒキコモリに麻酔打って、救急車で救急搬送して緊急手術して内臓を取り出したら、死亡診断書を書いて葬儀屋に渡して、火葬して埋葬してしまえば完全犯罪です。

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