科学者が「ワームホールの作り方」を遂に論文で発表! ブラックホールを”宇宙ひも”で固定…実現可能!

【速報】科学者が「ワームホールの作り方」を遂に論文で発表! ブラックホールを宇宙ひもで固定…実現可能!の画像1
画像は「Live Science」より引用

 物理学者が“ワームホール”の作り方を公開した。科学ニュース「Live Science」(8月28日付)において、オハイオ州立大学の宇宙物理学者ポール・サッター氏がその方法を解説している。

 ワームホールとは、宇宙の2つの地点を結ぶ宇宙的なトンネルのことである。何千光年も離れた場所でも、ワームホールを通れば理論的には一瞬のうちに目的に到着することができる。わずか100年ばかりしか生きられない人間にとっては、何としてでも手に入れたい代物である。

・「Physicists Just Released Step-by-Step Instructions for Building a Wormhole」(Live Science)

 サッター氏によると、ワームホールの最も簡単な作り方は、ブラックホール(なにも逃れられない場所)とホワイトホール(何も入れない場所)を繋げて宇宙トンネルを開通してしまうことだという。しかし、ホワイトホールの存在は確かめられていないため、難しいとのことだ。

【速報】科学者が「ワームホールの作り方」を遂に論文で発表! ブラックホールを宇宙ひもで固定…実現可能!の画像2
画像は「Live Science」より引用

 そこで、7月29日にオンラインジャーナル「arXiv」に公開された論文で、米・カリフォルニア大学の理論物理学者らが注目したのが、荷電ブラックホールだ。その名の通り、電荷を帯びたブラックホールを指すが、このブラックホールの内部は奇妙な構造になっており、重力の特異点が引き上され、歪められており、別の荷電ブラックホールへのトンネルを形成している可能性があるという。

 だが、このワームホールには2つの問題があると指摘している。1つは極めて不安定である点だ。何かがそのトンネルを通れば、すぐに崩壊してしまう可能性があるという。

 2つ目は、正負反対の電荷を帯びたブラックホールは互いに引き寄せ合うため、もし2つが最終的に合体してしまったら、ワームホールとして使えない“役立たずの”ブラックホールになってしまうことだという。

人気連載

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊
深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.09.18 20:00心霊
奇妙な風習…“引っ張り合う”魂が集う墓地に佇む老婆【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

奇妙な風習…“引っ張り合う”魂が集う墓地に佇む老婆【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.08.07 20:00心霊

科学者が「ワームホールの作り方」を遂に論文で発表! ブラックホールを”宇宙ひも”で固定…実現可能!のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング17:35更新