中国が月の裏側で発見した“謎のゲル状物質”は地球外生命体か! 研究者が確信「意識をもったネバネバ宇宙人」
月面に艶やかな光沢を放つ“ゼリー”か――。中国の月面探査車が撮影した月面クレーターに謎のゲル状の物体が見つかったのである。
■探査車が月の裏側で奇妙なゲル状物質を発見
今年1月、人類史上初の月の“裏側”への着陸に成功した中国の月面探査機「Chang’e 4(嫦娥4号)」による月面探査が本格化してきている。Chang’e 4に搭載されていた月面探査車「Yutu-2(玉兔2号)」も無事に月面での活動を開始し、まだまだ我々にとってなじみの薄い月の“裏側”の貴重な情報を着々と収集しているようだ。
そして早くもというべきなのか、月面での興味深い“発見”が報告されている。
月面は1日の気温差が激しく、生命にとっても機器類にとっても火星よりも過酷な環境にある。そのため、探査車による月面探査は機器をオーバーヒートさせたり、逆に凍結による機器の故障を招かないためにも、実にのんびりと休み休み行われている。何度も“昼寝”をとりながら探査が行われているのだ。
そして7月28日、探査車のオペレーションを担当している「Beijing Aerospace Control Center」の科学チームのスタッフがまさに“昼寝”の準備として探査車の各種の電源を落とそうとしていたところ、探査車が撮影したパノラマ写真に写る月面クレーターの中に何か異常なものを発見したのだ。
急遽チームは“昼寝”の準備を中断し、探査車をもう少しクレーターに近づけてみることにしたのである。
クレーターに近づいた探査車から送られてくる画像から、彼らは輝く物質を発見した。日報の記録によれば、この物質の素材は形状、色、質感が周辺の堆積層(レゴリス)とは明らかに異なっていたという。しかし残念ながら近づいて撮影した画像については今のところ公開はされていない。公開されているのは遠くからクレーターを撮影した画像のみである。いったいどんな奇妙な物体が写っていたのだろうか。
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