中国が月の裏側で発見した“謎のゲル状物質”は地球外生命体か! 研究者が確信「意識をもったネバネバ宇宙人」
■大昔の月面火山噴火の名残なのか
探査車は「可視&近赤外線分光計(VNIS)」を使用してこのクレーターを撮影している。VNISは物体から散乱または反射した光を検出して、その構造を明らかにする計測器だ。
これまでのところ科学者チームは、この物質について「ゲル状」であり「異常な色」をしており「光沢」を放っていると言及するにとどめている。それがどんな素材であり得るのかについてはまったく触れていない。
外部の研究者が示唆している説明としては、月に衝突した隕石の成分にあったガラスが溶けたものである可能性だ。ガラスであるとすればゼリーというよりはビー玉のようなものなのかもしれない。
かつてのアポロ計画の中でも、月面の地表の異質な物体が発見されている。アポロ17号の宇宙飛行士で地質学者のハリソン・シュミットは同僚のジーン・セルナンと共に、1972年のミッションの着陸地点となったタウルス・リトローの近くでオレンジ色の土壌を発見しているのだ。
その後の分析でこのオレンジ色の土壌は36.4億年前の爆発的な火山噴火によって形成されたものであると結論づけられている。今回の物質も太古の昔の月面火山爆発に関係があるのだろうか。
まずは近距離から撮影された画像が公開されることを望みたいが、この発見の時点でYutu-2の総移動距離はまだ270メートルあまりである。今後もどのような発見が待っているのかまだまだ“お楽しみ”はこれからのようだ。その中にはもちろん、発見してもおいそれとは公表できない類のものもあるのかもしれないが……。
文=仲田しんじ
【編集部追記】
さて今回、月の裏側で発見された謎のゲル状物質について、もちろんトカナ編集部としては「わからなかった」のまま引き下がるわけには行かない。何とかして正体を突き止めなければ――ということで、日本を代表するUFO研究家である竹本良先生に見解を求めたところ、先生から衝撃のポシビリティーが示されたのである!
――それにしても竹本先生、このゲル状物質の正体は何なのでしょうか?
竹本良先生(以下、竹本) 一部報道によるとカラフル、ゼリー状、蠢いている……などと伝えられている特徴に鑑み、やはりこの物質自体が地球外生命体である可能性は否定できませんね。
――それは、アメーバのように原始的な生物ということですか?
竹本 違います。よろしいですか。地球外生命体の姿形が人型であるなどという固定概念はお捨てなさい。我々人類の姿形は、あくまでも地球という環境の中で最適化した結果にすぎないのです。スタニスワフ・レムによるSF小説の金字塔『ソラリス』に登場したように、エネルギー体もしくは意識体のような知性、しかも人類を上回る圧倒的知性が、あのようにゲル状で顕在化しているかもしれないのです。
――人類が公式に初めて宇宙人、地球外生命体と邂逅を果たした瞬間だったかもしれないと!
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