史上最高のドラマ『チェルノブイリ』を日本人はこう見るべき! 脱原発の盲点も… 金髪ロン毛の天才物理学者と清水あいり対談!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント1
史上最高のドラマ『チェルノブイリ』を日本人はこう見るべき! 脱原発の盲点も… 金髪ロン毛の天才物理学者と清水あいり対談!の画像1
© 2019 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.

「人類史上最悪の事故」とも評されるチェルノブイリ原子力発電所事故。1986年4月、旧ソ連ウクライナ共和国の北辺に位置する原発で起きた悪夢のような現実だ。当事国はおろか全人類にとって“負の歴史”として深く刻み込まれ、今なお多くの苦しみをもたらし続けている。あまりにも重い宿命を、人類はなぜ、どのようにして背負うことになったのか? 未曾有の事故をリアルに再現した衝撃の実録ドラマ『チェルノブイリ』が、Amazon Prime Videoの「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS」で9月26日(木)より配信スタート(※第1話は9月26日~10月5日の間、プライム登録不要で“全編特別無料公開”)、また9月25日(水)よりBS10スターチャンネルにて独占日本初放送(※25日の第1話は“無料放送”)される。

 製作はあの『ゲーム・オブ・スローンズ』のHBO、監督は『ウォーキング・デッド』『ブレイキング・バッド』を手掛けたヨハン・レンクという最高の布陣が、綿密な取材に基づいて緊迫の一部始終を描き上げた本作。米国のレビューで軒並み過去最高得点という驚異的評価を叩き出し、名実ともに海外ドラマ史上最高傑作にして最大の問題作として話題沸騰中だ。超リアルな描写に対する驚嘆、緻密に練られた構成を称賛する声とともに、被曝被害の描写をめぐり世界各地で激論紛糾、とにかく本作は(同じく原発事故を経験した私たちは尚更)「誰かと語りたくなる」ドラマなのだ。

史上最高のドラマ『チェルノブイリ』を日本人はこう見るべき! 脱原発の盲点も… 金髪ロン毛の天才物理学者と清水あいり対談!の画像2
左:清水あいり、右:多田将(撮影=田口るり子)

 そして今回、いよいよ間近に迫った配信と初回放送を前に、一足先に全話“体験”したという有名人2名がトカナでの公開談義に名乗りを上げてくれた。

 海外ドラマ大好き、今を輝く大人気グラビアアイドルの清水あいりちゃんと、金髪ロン毛の天才物理学者、「高エネルギー加速器研究機構(KEK)」准教授の多田将先生という高濃度すぎる個性の融合があぶり出す『チェルノブイリ』の圧倒的ヤバさとは――!?

 

【イントロダクション】
物語は事故からちょうど2年後の事故発生と同刻、事故の調査にあたった科学者ヴァレリー・レガソフがありのままの真実をテープに録音し終え、自らの命を絶つところから始まる――。そして彼のテープを再生するように1986年4月26日未明の事故発生時の様子から、翌年法廷で事故の原因とその後の対応の一部始終が明かされるまでを全5話にわたってリアルに描く。事故当時の緊迫感や、いかにして発電所幹部やソ連当局が事態を隠そうとしたか、衝撃の真実が今、明かされる!

※ アナタには命をかけた作業ができるか――“究極の問いかけ”について2人が語った対談前編はコチラ


■チェルノブイリと福島、そして東海村

清水あいり(以下、清水)  原発事故っていうと私たちも他人事じゃなくて、やっぱり福島の話を避けては通れないと思うんです。チェルノブイリと福島は何が同じで、何が違うのですか?

史上最高のドラマ『チェルノブイリ』を日本人はこう見るべき! 脱原発の盲点も… 金髪ロン毛の天才物理学者と清水あいり対談!の画像3
多田将准教授(撮影=田口るり子)

多田将(以下、多田)  チェルノブイリは原子炉を止めることに失敗して爆発させてしまったんです。いきなり原子炉の暴走と爆発からスタートです。福島は地震後に原子炉を止めていて、ただ、溜まった熱を冷やすための電源が津波で失われたから反応が続いてしまい、建物内部の上の方に集まった水素に何らかの拍子に引火して爆発に至った。それで中の放射性物質が飛び散りました。

 それから、対処の仕方も違いました。チェルノブイリの場合は、ドラマにあるように命の危険を顧みず作業にあたった決死隊のような人々の力で対処したんです。しかも、事故直後は何が起きているのかもわからず消防隊員などを近づけたりして、その結果たくさんの人が命を落とすことになった。一方の福島では、まずは原発の関係者も含めて全員がその場所から退避したんですね。この点については批判もあるのですが、とにかくまずは人命を第一に考えて。

清水  事故という点では同じだけど、細かい部分ではいろいろと違うんですね。

多田  ただ、日本では福島だけではなくて1999年に茨城で東海村JCO臨界事故が起きています。この時、チェルノブイリと同じく人海戦術のような対処が行われています。ドラマでも描かれていましたが、大人数の作業員を集めて、1人わずか数秒ずつ順番に作業してもらう。どうしても人間が近づかなければならない場合には、1人の作業時間を少なくすることで被爆を最小限に抑えるんです。最初の人は写真を撮るだけ、次の人は道具を置いてくるだけ、その次の人はちょっとバルブを緩めるだけ…… っていうように。

史上最高のドラマ『チェルノブイリ』を日本人はこう見るべき! 脱原発の盲点も… 金髪ロン毛の天才物理学者と清水あいり対談!の画像4
清水あいり(撮影=田口るり子)

清水  えっ、日本でも同じようなことが行われていたなんて怖いです……! いざという時にはやっぱり人の力が重要になってくるんですね。

多田  しかし、こういう諸々の対処法は人間の知恵の積み重ねによって成立している部分があって、チェルノブイリがあったから、福島を含めてその後の原子力事故による被害が抑えられたという面も否定できないんです。やはり、そこから言えるのは無知こそが本当に怖いものだということです。チェルノブイリでも、事故直後に原発から飛んでくるキラキラしたものに触れた野次馬たちが「キレイ」と口走るシーンがありましたが、あれは放射能を帯びた黒鉛ですから、ゾッとしますよね。

コメント

1:匿名 2019年9月26日 12:51 | 返信

>身体に付着した放射線は、ちゃんと落とせるんです。付いたかなと思ったら、まずは離れて、そしてすぐに洗うこと、これが有効なんです。
TEDの被ばく後マニュアル動画でも同じこと言ってたな

>「嘘をつくたびに真実へのツケがたまる。爆発を招いた本当の原因は嘘だ」
フクシマかよ…
チェルノブイリを扱うことで間接的にフクシマに目を向けさせたい狙いもありそうだな。
無料公開ってことはより多くの人間に見せたいわけだし

コメントする

画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。