200頭以上のイルカが浜辺に打ち上げられる異常事態発生! 地震か自殺か…集団座礁の謎=アフリカ
ただ、今回の集団座礁は“集団自殺”の線も考えられる。200頭中130頭が死亡したが、その原因の1つは、地元住民や観光客が打ち上げられたカズハゴンドウを海に戻そうとしたものの、その多くが砂浜に舞い戻ってしまったからだという。
以前から、こうした集団座礁は集団自殺だと実しやかに噂されてきたが、実際に彼らが自殺願望を持つと考える人もいる。たとえば、イルカと性的関係を持っていたことを暴露したマーガレット・ハウ・ロヴァットによると、愛していたイルカが離れ離れになった後、自殺してしまったという。水底で息を吐き続け、息継ぎをしないことで窒息死を選択したというのだ。
また、作家の阿部公房の説は格別にユニークだ。肺で呼吸しているクジラが、溺死の恐怖におびえて海から逃れようとした結果、集団座礁を起こすのではないかというのだ。イルカでも同じことが考えられるだろう。
今回、浜辺に打ち上げられたカズハゴンドウは頑なに海に戻ることを拒否した。もしかしたら彼らは海で溺れることを恐れ、(結果的に)自殺することになってしまったのかもしれない。あるいは、何か死んでしまいたくなるような悲しい出来事でもあったのか……。いつかイルカが言語を理解することがあったら、ぜひ聞いてみたいものだ。
参考:「Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊200頭以上のイルカが浜辺に打ち上げられる異常事態発生! 地震か自殺か…集団座礁の謎=アフリカのページです。イルカ、地震、集団自殺、カズハゴンドウ、カーボベルデ、集団座礁、座礁イルカなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで