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ダライ・ラマと親交、政界にも食い込む住職が「仏教の秘技、量子論、抗がん食材」など暴露！乱れた仏教界についても…！

2019.10.15 16:00 文・取材＝深月ユリア

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ダライ・ラマと親交、政界にも食い込む住職が「仏教の秘技、量子論、抗がん食材」など暴露！乱れた仏教界についても…！の画像5 — イメージ画像：「Getty Images」

酒生　　キノコには抗がん作用があります。森林浴して木（気）からエネルギーを取り入れるのも良いですね。木（気）は酸素とマイナスイオン、フィトンチッド（殺菌力を持つ化学物質）を出します。その木の根っこにあるキノコは特にオススメします。他には、重曹やローズ水には細胞の不調を元に戻すホメオスタスシス効果があります。

　とはいえ仏教の見地からは、心身一如（肉体と精神は一体のもので、分けることができない）、霊主体従（身体は魂に追随する）という教義に則り、基本的に「病は気から」です。精神が病むと身体も病みますから、精神のバランスを整えることが何よりも大事です。天理教には「何があっても陽気に生きよう」という教義がありますが、知人に天理教を信じている末期膵臓癌のお婆さんがいて、医学的に証明できない理由で長生きしています。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

ダライ・ラマと親交、政界にも食い込む住職が「仏教の秘技、量子論、抗がん食材」など暴露！乱れた仏教界についても…！の画像6 — 左：深月ユリア、右：酒生文弥

酒生　　すべての霊性と宗教に開かれた、大乗仏教サンガ（仏法に集うなかまのこと）光寿院大國寺の法話会や法要などにお気軽にご参加くださいね。

　さまざまな質問に対して矢継ぎ早に答えてくれた酒生氏だが、将来的に「人類の霊性統合によって人々の繁栄・幸福と世界の平和に貢献する」として、今後も各宗教界の指導者たちとの対談を予定しているという。未来が不確実性を増し、ますます人々の心が貧しくなる昨今、酒生のように良心ある宗教家の活動に期待したい。

酒生文弥（さこう・ふみや）
昭和31年9月8日福井市篠尾町浄土真宗本願寺派浄福寺（753年創建）に生まれる
昭和55年3月31日早稲田大学政治経済学部卒業
昭和57年3月31日松下政経塾（第１期生）修了
昭和62年3月31日龍谷大学大学院博士後期課程修了（仏教学・比較宗教学）
（同大学院から昭和59年9月～昭和60年8月カリフォルニア大学大学院宗教学研究科へ文部省奨学生留学、昭和61年1月～12月ニュージャージー州立ラトガース大学大学院へロータリー奨学生留学）
浄土真宗本願寺派得度（僧籍）教師（住職資格）顕座（僧侶最高位）
浄福寺副住職、厳正寺（ごんしょうじ東京都大田区）副住職を歴任。
平成23年10月20日本願寺門主大谷光真猊下より真照寺住職に任命される
平成26年11月ダライ・ラマ法王猊下より直接ご教導いただく。
この間、龍谷大学文学部、武蔵野女子大学人間関係学部、中央大学総合政策学部などで教鞭を執る（平和学・比較宗教学・世界文化史・英語）。