第三次世界大戦「引き金を引くのはインド」の声が高まる理由とは!? 核保有国5か国が同時開戦も…


 しかし、近年はITなどカーストに記載のない職業が続出してきたことで、その概念が根底から崩され、これがなお電子機器技術者や自動車製造などの分野を押し上げた理由にもなっている。

 そして、経済発展に欠かせない教育では、識字率を見てもインドは中国よりずっと劣っていたが、近年は欧米への留学が増えた。また、外交的にも西側諸国を含めて全方位外交を取ってきたことが利点となり、軍用機ではアメリカ製とロシア製を混在させて使用している稀な国となっているそこも将来性を見出せる点である。

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■ライバルは中国、軍配はインドに


 そのインドをもっとも警戒しているのがライバルの中国だ。いま海南島、パキスタン、バングラディッシュ、モルジブ、スリランカで港湾事業に出たのも、商業目的というのは表向きの理由で、実際は、軍事的なインド包囲網だ。港をそのまま軍港として見れば、まさにインドとの開戦を予期しているかのようにしか見えない。

 ただ、それでもインドの方が優位にあると見る専門家は多い。それは国内の安定度の違いだ。中国は51の少数民族を抱えた民族紛争が絶えず、香港ともトラブルになっているが、インドはパキスタン との紛争こそあっても捕虜を3日後には開放するなど、実際には政治利用の強いポーズばかりの臨戦態勢。。日韓と同じく本気の戦争を起こすリスクは高くない。

 しかし、中国が「真珠の首飾り」といわれるインド包囲網を締め上げれば、その問題はパキスタンの比ではない。インドは資源大国であるが、北はヒマラヤ山脈で塞がれ、物資流入は海上輸送が頼りだ。空母を保有し、イギリスから新空母 を導入する計画を持ってはいるが、中国海軍が予定する空母7隻にインド洋が塞がれると厳しい。同域にシーレーンを持つのは日本、 オーストラリアも同じだから、「航行の自由」 を標榜するアメリカもこれを警戒中だ。

 当然、産油国のオイルマネーにも影響が出る話。米中の貿易摩擦はかなりのレベルに達してしまったが、それ以上に大きいのがインド洋で、インドの態度次第で関係諸国が大乱闘になる問題を孕んでいるのだ。

 インドの軍事研究家からは、「中国・チベット自治区が交戦に発展する可能性」も指摘される。チベットは1950年に中国人民解放軍に侵攻され、指導者ダライラマ14世がインドに逃げて亡命政府を立ち上げたが、中国の本当の狙いはダライラマではなく、内陸の慢性的な水不足を補う「チベットの水資源」という、ライフラインの確保だった。すでに建設のダムは、洪水などのリスクも生むことからインドとの国際問題に発展している。

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