“五芒星が刻まれた”羊の刺殺体が続々発見される異常事態! カルト儀式か、悪魔崇拝か… 住民戦慄「単純なイタズラではない」=英
のどかなイギリスの国立自然公園で無残にもナイフで刺し殺された羊と牛の屍が発見された。目的と動機は何なのか? さらに不気味なことには、殺された羊のボディと顔には“悪魔教”を匂わせる五芒星が描かれていたのだ。
■五芒星が刻まれた羊の刺殺死体
近代以前のヨーロッパでは神をまつる儀式として羊が生贄にされる風習が各地で伝わっていた。またかつての結婚式では子孫繁栄を願って繁殖力の強い羊料理が縁起がいいとされ、振る舞われることが多かったという。
こうした動物の命を犠牲にする儀式や神事は現代社会では御法度だが、先日、イギリスで刺し殺された羊と牛の屍が発見され、地元住民を恐怖の渦に巻き込んでいる。
イングランド・ハンプシャーにあるニューフォレスト国立公園で11月下旬、殺された羊などの屍が相次いで発見されて人々を恐怖に陥れている。計5日間の間に3頭の牛と、2頭の羊の屍が次々と見つかったのだ。いずれも刃物で刺し殺されたとみられ、羊の屍には“悪魔教”を彷彿させる五芒星がスプレー塗料でマークされていたのである。また、このほかにも付近で負傷したメスの子牛が発見されている。
誰が何のためにこのような残酷な動物虐死に手を染めたのか。付近住民の身の危険も懸念される事件だけに、地元警察はすぐに捜査本部を設けて調査を開始した。
40年間、ここニューフォレストに住んでいるジュディ・ラッド氏は、2匹の犬と散歩中に、この殺された血まみれの羊に出くわした。
「紫色と緑色の缶スプレーで“記号”が描かれていました。それは五芒星と十字架でした。刺し殺されているのはすぐにわかりました。ボディ側面の胸郭近くに深い傷がありました。とても気味が悪く、近所のほかの人はあまりに不吉だとこぼしていました」(ラッド氏)
ラッド氏の夫、ジュリアン氏は次のように話している。
「合理的に考えて、単純な若者たちのイタズラではないと思います。羊と牛のオーナーはとても不安を感じています。私たちはここに40年住んでますが、これまでこんなことは一切ありませんでした。私はこの犯行が単に人々に衝撃を与えるために行われたとする見解には同意しません。人は単に人々に衝撃を与えるためだけに動物を刺し殺すことなどしません。それは単に動物を傷つけたいという欲求以外の何か、例えば魔術的なものなどが関係しています。きわめて憂慮する事態を迎えています」(ジュリアン氏)
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2024.10.02 20:00心霊“五芒星が刻まれた”羊の刺殺体が続々発見される異常事態! カルト儀式か、悪魔崇拝か… 住民戦慄「単純なイタズラではない」=英のページです。黒魔術、儀式、カルト、仲田しんじ、羊、生贄、家畜、悪魔教、五芒星などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで