「アゲマン菌」「デブ菌」「金持ち菌」は実在する！ 不食人間の謎も解明… 有名医師が超ヤバい研究結果を暴露！

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■不食人間の実態とは!?

――腸内細菌が人間に与える驚異的影響、他にはどんなものがありますか？

陰山　　いわゆる食べ物を摂取しない「不食」の人々が日本にも100人ほどいるといわれます。彼らの腸内細菌を調べると、牛が持つ腸内細菌と同じものが発見されました。牛はこの細菌で空気中の窒素をエネルギー源に変換するのですが、不食人間も同様の原理によるものだという説があります。

――プラーナ（太陽光栄養、気）の研究者で、不食人間としても有名なオールトラリアのジャスムヒーン氏は10年間も不食を続けており、プラーナからエネルギーを取り入れるとか。

陰山　　プラーナという概念は医学的なものではなく、インド哲学の概念です。ジャスムヒーン氏の不食に医学的な解釈を加えるならば、窒素からエネルギーを取り入れ（アミノ酸に）分解している、ということになると思います。不食になると我欲が薄れ、世のため人のためという“大欲”が沸くようです。そんなこともあり、プラーナのような概念に至るのでしょう。

――実に神秘的で深いお話ですね！

■シックハウス症候群の原因は化学物質だけじゃない!?

――ところで、菌は住宅にも影響しますか？ 病気になりやすい住宅となりにくい住宅とがあるとか。シックハウス症候群という言葉も耳にします。

陰山　　影響します。喘息などのアレルギーになりやすい住宅と、なりにくい住宅とがあるなど。一時期、それらの原因はホルムアルデヒドという化学物質ではないかという説が流行りましたが、実際のところホルムアルデヒドが住宅に及ぼす影響についての論文は一つしか出ていません。昨今では、菌が住宅に影響を及ぼすという論文が複数発表されています。

――私も喘息持ちなのですが、都会の住宅の方が喘息患者は多いですよね。やはり、原因は大気汚染だけではないのですね。

 
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