【謹賀警告】東京オリンピックを中止せよ! 2020年に富士山噴火、南海トラフ、首都直下地震が連発か、「魔の9年サイクル」発動へ!

■火山学者も富士山は「噴火スタンバイ」

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画像は「getty images」より

 では、富士山は本当に近いうち大噴火する可能性はあるのだろうか。そのことを検討するにあたっては、京都大学教授で火山学・地球科学を専門とする鎌田浩毅(ひろき)氏が2019年5月に出版した『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ』(講談社ブルーバックス)が参考になる。
 鎌田氏によれば、2011年3月11日の東日本大震災から4日後となる3月15日、富士山(静岡県東部)でM6.4、最大震度6強の地震が発生したが、このときに富士山のマグマだまりで、ある重大な異変が生じた可能性があるという。そして、3.11によって「今後少なくとも数十年は地震と噴火が止まない『大地変動の時代』に突入してしまった」(上掲書)と書いている。このことは、筆者の過去の「大災害シリーズ」の研究によっても推察できることで、同様の意見に達している。

 このため、富士山はすでに「噴火スタンバイ」の状態にあると鎌田氏は断言する。では、実際に富士山が大噴火すると、首都東京はどのような事態になるのだろうか。前述の鎌田氏の著書によれば、火山灰は東京に5mも積もり、コンピュータ機器など精密機器の隙間にも入り込んで、ライフラインは全面停止となる。航空機も墜落の恐れがあるために、成田や羽田などの空港は全面閉鎖となり、首都機能は完全にマヒ状態となる。「山体崩壊」という破局的な現象が起これば、富士山が変形するほどに崩壊し、岩石や土砂が流れ下るため、40万人が被災する可能性があるという。

■「9年サイクル」で東京五輪の年に大災害?

 過去の記事で紹介したが、「地震考古学」の提唱者、産業技術総合研究所の寒川旭(さんがわ あきら)氏によると、この50年の地震発生状況は、貞観地震が起こった9世紀と酷似しているという。この時の大災害シリーズでは、貞観地震(M8.5前後、869年)→ 南関東地震(M7.4、878年)→ 仁和東海・南海地震(M8.~8.5、887年)と連鎖し、ちょうど9年間隔で大地震が起こっていた。

 この9年サイクルが現代でも再度起こるとすれば、3.11から9年後となる2020年の東京五輪の年が危ないことになる。

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