香川県「しろとり動物園」で“子供たちに一番人気だった動物”が意外過ぎる！ 赤ちゃんタイガーでもなく…村田らむが取材

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　その後もブラブラと園内を回る、ペリカン、ガチョウ、コンドル、などの珍しい鳥たち、ヤマアラシ、ワラビー、カワウソ、と見ていて飽きない。

　ヌボーっと寝ているカピパラも好きである。周りをアヒルやカモが歩いていても我関せず寝ているのがかわいい。老後は寝ているカピパラを眺めて過ごしたい。

　最近は爬虫類や昆虫類にも力を入れていて、ヘビやワニも見ることができる。小型の緑色のカメレオンがたくさん飼われているコーナーは楽しそうだった。ノミのサーカスならぬ、カメレオンのサーカスな感じで、ジックリゆっくりとはしごを登る姿がかわいかった。

　そんな珍しい動物を近くに見られて、触ることができて楽しいしろとり動物園だが、子供たちに一番人気があるのは意外な動物だという。副園長に話を聞くと

「子どもたちに一番人気なのはヒヨコですね。常時200羽ほどのヒヨコを展示しています。小さいお子さんが恐怖感を持たずに触れる動物はヒヨコだけですからね」

　だという。たしかに子供たちは、嬉々としてヒヨコを触っている。

「トラの抱っこ会はじまります」

　と放送が流れて、お母さんが

「トラの赤ちゃん触りに行こう」

　って言っても

　「ヒヨコがいい!!」

　と言って動かない子供も多いという。

　ヒヨコ以外にもウサギも気軽な動物である。ウサギはケージに入っている個体もいるが、適当にそこいらをぴょんぴょんはねていたりする。

　孔雀がバサーっと羽を広げて柵にとまっていることもある。そこらへんのいい意味でのテキトーさも面白いところなのだ。

　そして、しろとり動物園に行くとつい長居してしまうのが、ネコの部屋である。

 
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