「軒下にシロアリを放って…」悪徳シロアリ駆除業者に接触、クズすぎる実態暴露! 詐欺の餌食にならない依頼方法も判明!
――それでどの位の利益になるのか。
「元々いない場所にシロアリを放つんだから、そこに金は掛かりませんよ。一番金が掛かるのは、薬剤を撒いたり、床や壁の張替え作業なんかですね。そこに費用を乗せて儲けが出ますね」
――それで苦情が出ないのか?
「シロアリの駆除効果は大体5年なんですよね。だから、良心的な業者は長年生き残っているんですが、適当なことをやっている業者は5年で潰れて商売替えをしちゃいますね。うちもそろそろ商売替えを考える時期ですね」
――シロアリを自分で駆除は出来ないのか?
「床下に潜って床を剥がしたり、素人には難しいですね。まず無理です」
――1軒の儲けはどの位になるのか?
「まぁ10万円以上ですね。それを大きな家だと2日かけてやったり。とにかく飛び込みで営業をするから、考える時間を与えちゃいけないんですよ。初めは安い値段を提示して、様子を見て徐々に上げてったりして、昔ながらの商法ですよ。それで、本当に気持ち悪い位シロアリを床下に這わせたり。今地方では古民家のリフォームなどが流行っていますけど、その様な家は大抵シロアリに食われてるから修繕が大変ですよ」
――シロアリについての真面目な注意点はありますか?
「シロアリは繁殖力も強いし、家の主要な部分を食い荒らすから耐震性も低くなる。さらに木材だけじゃなくて、タイルなんかも食うから、穴が開いてどんどん家の価値も低くなります。羽アリを見つけたらシロアリの被害を疑ってかからないといけないですね」
――Xさんは本当に退治ができるのですか?
「できますよ。だけど、本当にいた家は少ないかな(笑)」
自分の家がシロアリの被害にあったら悲しいし悔しいであろう。だが、本当にシロアリ被害の可能性があるのなら、自分で業者を見つけるのではなく、施工した工務店に連絡して駆除業者を紹介してもらうのが一番ですね……とX氏は最後に語り、その場を去っていった。
X氏の作業着の後ろの、「シロアリの駆除はお任せを」の白文字が印象的であった。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「軒下にシロアリを放って…」悪徳シロアリ駆除業者に接触、クズすぎる実態暴露! 詐欺の餌食にならない依頼方法も判明!のページです。詐欺、シロアリ、住宅、駆除業者、インチキなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで