新型コロナの“霊言本”を幸福の科学が緊急発刊！「ウイルスの霊査」は絶好のテーマ!?

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　そして、今回、「霊言」のターゲットとなったのが、最も国民の関心の高い新型コロナウイルスだった。幸福側は「緊急発刊」と銘打って「中国発・新型コロナウイルス感染　霊査」と題した本を出版。著者はもちろん教祖の大川氏だ。

「人ではなくウイルスの話なので、さすがに『霊言』とはいわず『霊査』と称していますが、内容はいつもの霊言本と変わりません。幸福実現党は、かねてから『反中韓・親米』のスタンスを貫き、ネット右翼の取り込みに熱心でした。

　今回は、彼らの仮想敵である中国がウイルスの発信源だったことから、取り扱うには絶好のテーマだったのでしょう。ただ、いくら何でも新型コロナウイルスの流行は、国難になりつつある緊急事態です。国民全体が危機感を持っている中でこのような本を出すのはいかがなものか、という非難がネットを中心に上がっているようです」（同）

　大川氏の一種の芸風になりつつある「霊言」だが、最低限のTPOはわきまえた方がよさそうだ。

TOCANA編集部

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