見た目だけで“どれくらい賢いか”わかる身体的特徴4つとは!? チビ・デブは最悪、顔デカは… 最新科学研究でガチ確定!!

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■標準体型

　体脂肪による肥満は多くの健康リスクを伴うが、認知機能にまで悪影響を及ぼすことが各種の研究で報告されている。

　2006年に発表されたフランスの研究では、2200人を超える成人を対象とした5年間の追跡調査で、BMI値が20以下（健康BMI値は18.5～24.9）の者は、単語記憶テストで単語の56％を思い出すことができた一方、肥満（BMI値が30以上）の者は、44％しか記憶できていないことが示された。さらに5年後のテストで肥満の者は、記憶できた単語が37.5％にまで低下していた。

　研究主筆であるマキシム・クールノ博士は、蓄積された脂肪が脳細胞を損傷する可能性があると指摘している。肥満は血管の健康に悪影響を及ぼすことが広く知られているが、これは脳の動脈にも当てはまり、認知機能を低下させる可能性が高まるということだ。特に中高年以降は標準体型を保つことが脳の健康にとっても重要であるようだ。

■大きな頭

　頭が大きいことにコンプレックスを持っているという人も少なくなさそうだが、頭が大きいと知能が高くなる傾向は確かにあるということだ。

　2016年に英・エジンバラ大学をはじめとする合同研究チームが科学誌「Molecular Psychiatry」で発表した研究では、イギリスの50万人を超える人々の各種健康データを分析し、頭が大きい人は、言葉と数値の推論テストのスコアが高く、学業では大学を卒業する可能性が高いことが突き止められた。

 
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