1万2800年前にシリア上空で隕石爆発「一瞬で村が消滅した」事実が判明! 1分以内に… 壮絶すぎる“最期の瞬間”とは!?
2020.03.14 14:00
論文著者の一人、カリフォルニア大学サンタバーバラ校のジェームズ・ケネット氏は、12800年前にアブ・フレイラの村を襲ったのは、ヤンガードリアス期を引き起こした隕石の一部ではないかという。断片が上空で爆発し、地上にあった村は突然2200℃以上の高熱にさらされたのだ。その時の様子について、「1分以内に自動車が溶けてしまうほどの高温です。アブ・フレイラの村は突如として消滅したでしょう」と語る。
アブ・フレイラには最大で100〜200人程度の人々が暮らしていたとみられている。ガラス状物質には当時の人々の生活の痕跡とみられる有機物が含まれているといい、少なからぬ人々がこの隕石の爆発に巻き込まれ、一瞬で命を落としたことは確実だろう。この遺跡はヤンガードリアス期に一時放棄されていたというが、これだけの大惨事が起これば人々が遠ざかるのも無理もないことだ。
突然降ってきた隕石が、街も、そこに暮らす人々も突如として燃やし尽くしてしまう——そんな悲劇は決して絵空事ではないのである。
参考:「Daily Mail」、「Scientific Reports」、「UC Santa Barbara」、ほか
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