暇つぶしに最強「不謹慎すぎる神ゲー5つ」を村田らむが紹介! 人類滅亡、死因の推理、ニキビ潰しゲーム…
●INSIDE
横スクロールのアクションゲームだ。
実は、僕はそういう王道のアクションゲームが苦手である。マリオやロックマンなどはクリアしたことがない。
ただインサイドはそんな下手くそゲーマーの僕でもなんとかクリアを目指したくなるほど、魅力的なゲームだった。
主人公はまだ幼い子供であり、不穏な空気に包まれたモノクロームのディストピアを進んでいかなければならない。
少年が主人公だけど、彼に対する攻撃は全く容赦がない。大人に捕まれば縊り殺される。犬(みたいな動物)に捕まれば、押し倒されて噛み殺される。溺死、銃殺、墜落死……とどれも、とてもリアルだ。そして、死んだ後にフッと身体の力が抜ける様子は、気持ち良さすら感じた。
意思をもたないような人の群れ、髪の毛の長い泳ぐ少年、ムニムニした肉塊など、どれも強い恐怖と嫌悪感を感じた。個人的には、道端に転がる豚の死体がとてもリアルで怖かった。
こんなダークでエグいゲームなのだけど、ゲーム画面はとても冷たくて美しい。ただ単に、グロテスクなものを見せたいだけのゲームではない。
謎解きも、やや難しいが自力で解けないほどではない。何度かプレイしているうちにクリアできた。
ゲームクリア後は、すごくいい映画を見た後のような、嬉しさと寂しさが混じったような気持ちになった。
●Ape Out
ゴリラになって人間をガンガン殺したい!! と、誰もが一度は考えたことがあるのではないだろうか?
そんな夢を叶えてくれるのがこのゲームである。主人公は、研究施設に閉じ込められているゴリラのような大型の霊長類だ。
檻から無理やり脱出する所からゲームが始まる。研究施設の人間を押し飛ばしたり、鉄板で挟み込んだりして、ガンガンぶち殺して逃走を続けていく。腕力だけの勝負ならもちろんゴリラの圧勝だけど、人間様は銃を持っているので注意が必要だ。
このゲームの一番の特徴は、斬新なゲーム画面とサウンドだ。
真上から見下ろした画面で、キャラクターや背景は鮮やかな色で塗り分けられている。アニメーションはなめらかで躍動感があり見ていて気持ちがいい。
そのバックで流れているのは、ドラムやシンバルの音が激しい、とてもビートが効いた勇ましいサウンドだ。
ゴリラのアクションに合わせてジャンジャンドンドンと音が出るため、BGMが流れているというより、自分で演奏しているような気持ちになる。
2019年発売と最近のゲームなのに、どこか懐かしさを感じる作品だった。
ゲームプレイしていた頃は、嫌な人にあった時に、脳の中のゴリラがソイツを壁に投げつけてペッチャンコにするのをイメージして気晴らししていた。ジャーン!!
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2024.10.02 20:00心霊暇つぶしに最強「不謹慎すぎる神ゲー5つ」を村田らむが紹介! 人類滅亡、死因の推理、ニキビ潰しゲーム…のページです。ゲーム、スマートフォン、村田らむ、PC、Nintendo Switchなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで