【未解決事件】洗われた死体、7つの針跡、抵抗の痕跡なし…! エリート弁護士ロバート・ウォン殺害をめぐる忌まわしい謎

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イメージ画像:「Getty Images」

■3人に無罪判決、事件は迷宮入りに

 ゲイ・コミュニティの活発なメンバーであった3人の男性の訴訟は、世間の注目を集めた。特に3人の被告人は社会的に成功しており、ザボルスキーはマーケティング担当副社長として「got milk?」キャンペーンをリードし、またプライスは著名企業で法務顧問を務め、LGBTの権利関係者の間で有名な人物でもあった。

 裁判では、検察官は3人の被告がロバートに麻薬を与え、性的暴行をし、殺害したと述べた。3人はロバートを殺したのは侵入者だと頑として言い張ったが、誰かがそこに潜入し、ロバートを殺し、犯罪現場を掃除し、誰にも気付かれずに去ることは不可能であると思えた。

 証言を拒否し続けた3人は、2010年に全員が無罪となった。後に、裁判長のリン・レイボビッツは、少なくとも3人の男性は、ロバートを殺した人物を知っていることはほぼ確実であるが、疑いを超える十分な証拠がなかったと嘆いた。

 3人が、夫の殺害に関与していたことを確信したロバートの妻キャシー・ウォンは、真実を知るために、彼らに対して民事訴訟を起こした。しかし、3人の男性は8月の夜に起こったことについて、質問に答えることを繰り返し拒否した。キャシーと彼女の弁護士は、彼女の夫に実際に何が起こったのか、決して知ることができないという事実に向かい合った。

 結局、キャシーと弁護士は、訴訟を解決することを決定し、それにより3人の男性から和解金を回収した。男たちはその後、ワシントンDCの家を売り、南フロリダに引っ越した。彼らは、長年の高額な法的費用と和解金でほとんどの資産を失ったと推定されている。

 事件後、プライスは名前をジョセフ・アンダーソンに変更し、ウォードはディラン・トーマスに改名したことが、メディアで報道された。

 ロバートの弁護チームは、訴訟はお金の問題ではなかったと語る。得た和解資金は、ロバートの家族と母校であるペンシルベニア大学ロースクールの間で分配され、市内の住民に法的援助を提供するプロジェクトに使われるという。

 事件の5年後、弁護士のオフィスでキャシー・ウォンは「私はこの決定に非常に安心しています」と語った。

 キャシーは事件後、ロバートが背徳的な性生活を密かに興じていたなどのあらぬ中傷を受け、ひどいうつ病にかかり、長い間ベッドで過ごしていたという。しかし、「私は前進しています。私の人生の次の40年間は、善に焦点を当てて過ごしたいと思っています」と静かにインタビューに答えた。

参考:「Mysterious Universe」、「Washington Post」、「Gawker」、「Washington Blade」、ほか

文=三橋ココ

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