【緊急】第二のコロナか!? 香港で「謎の肝炎」が流行の兆し…ネズミにだけ感染するはずのウイルスが人間にも飛び移る!!

画像は「CNN」より


 中国・武漢発の新型コロナウイルスが世界を席巻している中、4月末に香港でまた別の謎のウイルスに感染した患者が出ていたことが明らかになった。

 米「CNN」(5月8日付)によると、4月30日に香港に住む61歳の男性がラットHEVとしても知られるE型肝炎ウイルスに感染していることが明らかになったというのだ。E型肝炎ウイルス自体は謎でもなんでもないが、ラット由来のE型肝炎ウイルスがヒトに感染するメカニズムは不明だという。

 ラットHEVのヒトへの感染が最初に確認されたのは、同じく香港で2018年のことである。それから計10人の感染が報告されているそうだ。香港大学のシッダース・スリダー博士は、「路上のネズミから人間に飛び移るウイルスが突然発生した」と、驚きを隠せない様子だ。

 WHO(世界保健機関)によると、ヒト型のE型肝炎は通常、飲料水の糞便汚染によって感染するとのことだが、ラットHEVはヒトへの感染が確認されてから2年間経っても、まだ感染経路が特定できていない。たとえば、4月30日に感染が確認された男性の家からはラットやその排泄物などは一切見つからず、渡航歴もなく、同居家族には一切症状が見られないそうだ。また、ネズミが原因であるなら、ネズミが多く生息している地域から多くの患者が出てきそうなものだが、これまでに確認されている感染者はネズミが少ない地域からも出ているという。

画像は「CNN」より


 これまでの調査で実際に街中のラットが同ウイルスを保菌していることは確かだというが、どうやってヒトに感染しているか分からなければ有効な対策を立てられない。もちろん香港の街中からネズミを一匹残らず駆除できれば、根本的な解決になるかもしれないが、これは現実的なアイデアとは言えないだろう。

 さらに、ウイルスの潜伏期間がどれくらいなのか、つまり患者が感染してから病気になるまでにどれくらいの時間がかかるのかもわかっておらず、有効な治療薬もまだないとのことだ。

 ただ、このウイルスは香港に特有のものではない可能性があるとスリダー博士は指摘している。実は香港以外で感染が確認された例が1つあるというのだ。

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