すでにAIには意識が芽生えている可能性! 学者発表、「GAI」に進化して完全“人間超え”!
AIが意識を持つ日は近いのか――。それは決して遠い未来の話ではなく、すでにAIは意識を持っているという見解もあるようだ。
■AIはすでに“意識”を持っている?
今後の人工知能・AIの研究開発において、ひとつの興味・関心であり懸念でもあるのは、はたしてAIが人間のように“意識”を持つのかどうかだ。
すでに囲碁や将棋といった分野で人間を凌駕するAIは、もはやかなりの部分で“何を考えているのかわからない”存在になっている。加えて今後は、AIが自意識を芽生えさせてくるとすれば興味深くもあるが不気味でもあるだろう。もしAIが意識を持った場合、我々人間をどう見るのだろうか。
そして実際にAI開発においても、AIに意識を持たせる方向にも舵が切られている。具体的には特定の用途や目的に限定されず、自律的に思考して意思決定する汎用AI(general artificial intelligence、GAI)の開発である。
汎用AIは我々人間と同じように、未知の環境や問題に直面した時でも、これまでの経験などからヒントを得て適切な意思決定と行動をとることができる。これを成し遂げるには知能だけでなく、自己と他者を区別し、自分の行動を客観的に評価できる“意識”の存在が必要とされるのだ。
研究開発が着々と進められてはいるが、このGAIの登場には今後まだ数十年単位の時間が必要とされることが見込まれている。そしてこのGAIが人間と同じような意識を持つのかどうか、意識を持ったとしてもそれは人間には理解できないものである可能性や、そもそもGAIの開発は不可能であるという見解まで、さまざまな声が専門家たちから上がっているのも事実だ。
そうした意見の中で的を射た指摘としては、我々自身が人間の知性と意識について真に理解していないのではないかという主張だ。人間の脳内現象として知性と意識がどのように現れているのか、現時点ではその表面のほんの一部だけを観察しているに過ぎないともいえるだろう。
汎用AIの方向性以外にAIを進化させる道は、パッチワークニューラルネットワークと巧妙なアルゴリズムをさらに突き詰めていくしかないともいわれている。現状のAIが人間と同様の知性を持つことは難しく、ましてや意識を持ったロボットの開発はさらに困難を極める道である。
だが最近になってそこに興味深い知見が登場している。AIはすでに意識を持っているどころか、この世のあらゆる物体は意識を持っているというのだ。
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