【絶望】「まもなく地球で6度目の大量絶滅、文明崩壊する」豪トップ科学者が宣言! 15の前兆が次々現実化… “もう手遅れ”確定!

 恐竜をも絶滅させた“地上の地獄”であったのが大量絶滅(mass extinction)だが、ある著名な気候学者によれば現在、地球にとって6度目の大量絶滅が進行中であるという。大量絶滅を知らせる15の“前兆”のうち、すでに9つが起きているというのである。

■6度目の大量絶滅が始まった

 地球にとって6度目の大量絶滅が近い――。オーストラリアのトップクラスの気候科学者が警鐘を鳴らしている。この世界はすでに“文明崩壊”の下り坂を転がり始めたというのである。

 オーストラリア国立大学の名誉教授である気候科学者のウィル・ステッフェン氏は、人類の悲願である“ゼロエミッション”の社会の実現にはあと60年かかると説明しており、その間に地球は6度目の大量絶滅に突入するため、もはや手遅れであるという。

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「Disclose.tv」の記事より

 航路の前方に巨大な氷山を発見した巨大豪華客船「タイタニック号」は、その発見が5キロ前の時点であればに進路を変えて衝突を回避することができるが、ステッフェン氏によれば現在、我々の“船”は氷山から3キロ地点にいるというのである。今から舵を切ったり減速しても間に合わないのだ。

 どうしてこのような事態を招いているのか。それは大量絶滅の“前兆”となる地球上に現れる15の現象のうち、現在9つまで起きているからだというのだ。すでに起こってしまった9つの“前兆”とは以下の通りだ。

●グリーンランド氷床の喪失の増加
●西南極氷床の減少の加速化
●東南極氷床の減少の加速化
●北極海の海氷の減少
●サンゴ礁の大量死滅
●永久凍土の融解
●大西洋循環の減速化
●アマゾンでの頻繁な干ばつ
●北方森林の火災と害虫の大発生

 これらの9つの“前兆”は、人類文明と地球環境そのものの終焉を暗示するものである。経済的な費用対効果の問題でもなければ、政治的利権の問題でもなく、今すぐに劇的な対策を取らないことには完全に手遅れになるという。

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「Disclose.tv」の記事より

 気候変動に関する国際的な枠組みであるパリ協定では「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度よりも低く保つとともに、1.5度に抑える努力を追求する」ことが合意されているのだが、ステッフェン氏によれば、仮にこの目標が達成されたとしても、これらの“前兆”は地球環境をそれ以前の状態に戻せなくなることを示唆しているという。この問題がいかに緊急かつ深刻であるかを理解すべきであるというのだ。

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