【絶望】「まもなく地球で6度目の大量絶滅、文明崩壊する」豪トップ科学者が宣言! 15の前兆が次々現実化… “もう手遅れ”確定!

■地球上で生活できるのは10~5憶人

 地球の不可逆的な崩壊がはじまっているという見解は、残念ながら決してユニークな説ではない。米スタンフォード大学の生物学者チームは、地球に6回目の大量絶滅がすでに始まっており、種の絶滅が驚くべき速さで増加していることを明らかにしている。

 被害を受けているのは野生生物だけではなく、干ばつや洪水によって食糧生産が多大なダメージを負っている実態もある。地球環境の生態系の多くの部分が完全に損傷または破壊されているという事実は、元に戻すこともできなければ、進行を止めることすらできないことを意味している。

 残念なことに各国政府はこれを阻止するための役割を果たしておらず、問題を放置してきた。気候変動の悪影響は数百年先に現れることとして無視してきたのである。

 そしてそもそも地球の気温上昇を摂氏2度未満に保つという目標ですら達成が危ぶまれているという。ポツダム気候変動研究所の創設者であるハンス・ヨアヒム ・シェルンフーバー教授は、地球の平均気温の上昇が2度を超えた場合、“雪だるま効果(snowball effect)”によって気温上昇を止める術がなくなるという。そして摂氏4度を超える地球の平均気温の上昇は、環境と生態系に壊滅的な影響を及ぼすということだ。

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「Disclose.tv」の記事より

 そしてシェルンフーバー教授は、平均気温が4度上昇した世界では、現在の世界人口を養うことはできないと指摘する。現在、地球は約75億の人口を支えているが、気温が4度上昇した環境にあっては、満足に生活できるのは約10億~5憶人ほどになるという。

 幸運な人々は人工的な快適な環境の中で何不自由なく暮らすことになるが、そのほかの大多数は荒廃した街や不毛の土地に住み、サバイバルのために争いが絶えることなく、過去2000年の人類文明の遺産が破壊されるという。

 このままでは近未来の世界は映画『マッド・マックス』や『ハンガー・ゲーム』のようなディストピアが待っていることになる。いずれにしても我々に残された時間がごくわずかであることは間違いない。

参考:「Disclose.tv」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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