カナダは「UFO墜落事件」情報を開示しているが謎のまま放置されていた! 実在する「UFOの残骸」、正体不明の白い素材…!

 20世紀半ば、アメリカやカナダではUFOの目撃事件が相次いで起きていた。そんなさ中の1968年、カナダで墜落したUFOの残骸と思われるものが発見されていたという——。

画像は「Getty Images」より引用


■ウォラストン湖で発見された謎の残骸

 1960年代、カナダでは謎の飛行物体の目撃が相次いでいた。例えば1960年7月18日、ノースウエスト準州のクラン湖ではホバリングして飛行する物体が湖に落ちるのが目撃された。現地当局が湖を捜索したが、それらしき物体は見つからなかったという。また、1967年5月にはマニトバ州ファルコン湖で有名なUFO遭遇事件が起きている

 さらに1962年11月2日、ブリティッシュコロンビア州のアレクシスクリークで、銀色の円筒形の物体が高速で地面に墜落するという事件も起きている。墜落現場も発見されているが、奇妙なことに衝突による倒木やクレーターはなく、楕円形の金属片だけが残っていたそうだ。

 そして1968年10月17日、カナダ中西部のサスカチュワン州にあるウォラストン湖で奇妙な金属片が発見された。場所はマニトバ州の国境に近い場所で、飛行機のパイロット(氏名不詳)が発見したとされ、カナダ空軍に回収されたものらしい。

画像は「UFO Sightings Hotspot」より引用

 金属片は幅50センチから1メートルほどの大きさの台形に近い形をしたもので、表面には格子状の模様が付いていた。その見た目から、当初はミサイルかロケット、人工衛星の破片ではないかと考えられていた。

 しかし、その成分を分析したところ、思わぬ結果が出た。金属片は高純度のチタン製で、緑色のケイ酸塩と思しき粉末で覆われており、裏側にはセラミックか酸化アルミニウムの混合物のような正体不明の白い素材が使われていた。

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