「空飛ぶヘビ」がガチで存在することが発覚! 物理学専門誌で検証…ヘビ型UFOの謎も!?

 フィクションの世界ではサメが空を飛ぶようになって久しいが、現実世界でも思わぬ動物が空を飛んでいる。南アジアに生息するパラダイストビヘビ(Chrysopelea paradisi)はトビヘビの名の通り、空を滑空することで知られる。そして最近、このヘビの飛び方が調査・分析され、物理専門誌「Nature Physics」(6月29日付)に掲載された。一体、ヘビはどうやって空を飛んでいるのだろうか?

Undulation enables gliding in flying snakes (Nature Physics)

画像は「Science News」より引用


 パラダイストビヘビは一見普通のヘビであるが、高所の木の枝などから飛び降ると、肋骨を広げて体を扁平させ、水平距離にして100メートルほど滑空することができるという。ヘビ嫌いなら想像するにおぞましい、まさに「空飛ぶヘビ」である。

 さて、このヘビが滑空する時の様子を観察すると、空中でも地面を這う時や水中を泳ぐ時のように身をくねらせていることがわかる。なぜこのような動きをするのか、米ジョンズ・ホプキンズ大学応用物理学研究所のアイザック・イートン氏らが、その謎の解明に挑んだ。

 イートン氏らはヘビの背中に反射テープを貼り、高速カメラでその滑空の様子を撮影した。以前の研究で、跳躍する時に体を平たくすることで揚力を発生させていることが明らかになっているが、今回さらに体を上下左右にうねらせることで安定して滑らかに空を飛ぶことができることが判明した。

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