【永久保存版】そのUFOは本物か偽物か「完璧な見分け方」を伝授!! 宇宙現象観測所の所長が“陥りがちな罠”を徹底解説
「宇宙現象観測所(Space Phenomena Observatory Center、SPOC)」) の所長兼CEO、北島弘氏が寄稿! 「自動観測撮影装置ロボットSID-1」が捉えた謎の飛行物体と最新UFO事情について語り尽くす!
■UFO実は見間違いだらけ!?
従来UFOの写真や映像といわれてきたもののほとんどは、未確認飛行物体(UFO: Unidentified Flying Object)や未確認空中現象(UAP: Unidentified Aerial Phenomena)ではなく、実のところ確認物体(IFO: Identified Flying Object)である。
確認物体とは、以下のような明らかに人工の物体や既知の自然現象のことだ。
テレビやSNSなど多くのメディアでUFOとして紹介されているもののうち、実に90%以上は誤認か故意の合成、もしくはフェイク画像であり、現在では視聴者やフォロワーの目も肥えていることから、もはや高視聴率やフォロアー獲得にもつながらない。知らないで拡散すると大恥をかくことになりかねない。だまされないように自己防衛のために知っておく必要がある。
確認物体には非常に多くのものがある。流星、火球、惑星(特に金星)、明るい恒星、月、幻日、蜃気楼、鳥、飛行機、飛行機雲、ショートコン、ヘリコプター、飛行船、気球、風船、気象観測用気球、ゾンデ、凧、連凧、ゴミ、紙片、ドローン、ラジコン模型、円盤型の雲、レンズ雲、球形の雲、昆虫の群れ、雲に反射したサーチライト、懐中電灯やヘッドライト、遠くの山の明かり、航空標識灯、球電、オーロラ、人工衛星、宇宙デブリなどである。
これらと本物のUFOを正確に識別するには、それなりの経験と画像解析ソフトなどが必要になる。そこで今回は、筆者が参考になりそうな画像を集めて分析・分類した。果たしてあなたが撮影したものがUFOなのか? メディアで紹介されたものが本当のUFOなのか? 判断の助けになればと思う。
■ヘリや航空機や鳥などのハレーション
もっともUFOと間違いやすいのがハレーションだ。太陽光がヘリなどの胴体で反射されて起こす現象。航空機や鳥でも同様の現象は数多く発生している。UFOとして紹介された画像の中ではこれが最も多い。
ヘリのハレーション。
軽飛行機のハレーション。
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