「ホームレスと酒」の深刻すぎる関係!「缶酎ハイとシャブは同じ」「どうで死ぬから、好きに飲ませろ」衝撃発言を村田らむが収集!
一旦路上生活を余儀なくされても、アパートを借りたり施設に入るなりして生活保護を取得して生活していくことはできる。00年代に生活保護を取得しやすくなったため、ホームレスの数はグッと減った。
だが、それでも酒のせいでホームレスを離脱できない人は多い。アパートや施設では、アルコールを禁止している場所が多いからだ。
「とにかくそういう施設は、めんどくせえの。わずらわしいの嫌なんだよ。残り短い人生なんだ好きにやらせてくれよ」
と煙たそうに語る人も多い。
ホームレスが酒を飲むのはたいていは屋外だ。酔っ払ってしまい、そのまま路上やベンチで寝てしまう。酔っ払って外で寝るのは、非常に危険だ。
「冬の寒い日は、酒飲んで身体温めて寝るんだよ。そうすりゃ大丈夫だよ」
という人がいるが大きな間違いである。
酒を飲んで外で寝るのは非常に危険だ。そのまま凍死してしまう人も多い。
また酒に酔っていると、暴力を受けやすくもなる。西成に、いつもケガをしているホームレスがいた。まだ50代とホームレスの中では若く、飯場に入って労働もしていた。
「ある程度まとまったお金を持って寝てると、襲われるんよ。殴られてお金盗られる」
ホームレスが襲われて金銭等を盗られるのは実は珍しいことではない。酔っ払っていたら良いカモだっただろう。
彼は酒癖が悪く、酔っ払ってはケンカになって殴られることもあった。
アゴを蹴られて下アゴがパックリ割れ、前歯も数本折れていたこともあった。さすがに病院に行ったらしく、縫い合わせた後が痛々しかった。
おそるおそる、大丈夫ですか? と声をかけると
「大丈夫や。200円くれたら、もっと大丈夫や」
と笑いながら、お金をせがんだ。ポケットから小銭を取り出して渡すと、即酎ハイを買ってグビグビと飲み干した。
呆れてしまい、二の句が継げなかった。
多くのホームレスにとって、酒は害悪でしかないだろう。生活水準を下げ、命を削っている。
ホームレスになってしまっても、酒をやめられないのは、日本では安価で手軽に酒を買うことができるからだろう。旅行で日本を訪れた外国人が驚くほど、酒を買うハードルは低い。
ホームレスには、もともと覚醒剤などの麻薬をやっていた人もいるが、ほとんどの人はホームレスになるとやめている。これは反省したわけではなく、麻薬はホームレスの収入では購入するのが難しいからだ。
改めて
「酒は麻薬の一種だ」
と再認識した方がいいと思う。
そもそもアルコール依存症は病気なのだから、治療したほうが良いに決まっている。
ただホームレスの人たちと話していて
「酒飲むくらいしか、楽しみねえんだよ!! ほっといてくれ!! どうせ後少しで死ぬんだから、好きなようにさせてくれよ!!」
と強く言われると、返す言葉がなくなってしまうのだ。
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2024.10.02 20:00心霊「ホームレスと酒」の深刻すぎる関係!「缶酎ハイとシャブは同じ」「どうで死ぬから、好きに飲ませろ」衝撃発言を村田らむが収集!のページです。ホームレス、酒、村田らむ、アルコール中毒などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで