香港のアグネス・チョウ(周庭)はアメリカに見捨てられた!? 逮捕の裏に悪魔の如し米陰謀、暴動誘発と資金提供…
2020.08.12 19:00
ここで注釈を入れると、NEDとはNational Endowment for Democracy(全国民主主義基金)のことである。レーガン政権下の1983年に、圧政国家の民主化を支援することを目的に設立された基金で、民間の非営利団体を名乗っているが、活動資金の大部分は米国予算によって賄われており、ほぼ米政府機関と言って差し支えない。
NEDのウェブサイトでも、2018年だけで約45万ドルが香港の民主化促進のために使われたと公表されている。
「米国領事館も、香港の若い活動家たちと頻繁に交流していた。昨年8月には、当時のデモシスト幹部の羅冠聰(ネイサン・ロー)氏や黄之鋒(ジョシュア・ウォン)と面会しているところをとらえた写真がネット上で出回った。JWマリオット・ホテルのラウンジで白昼堂々面会しているのだから無理もない。中国に揺さぶりをかけることを目的とした、これ見よがしの面会だったことは明白だ。しかし、これには中国の国民も『中国の一部である香港で、米国が工作活動を行っている。許すまじ!』と反応した。このままでは国民から弱腰批判を受けかねない中国政府は、香港国家安全法の制定を急ぎ、そして、その法律を根拠に『外国勢力との結託』容疑で周庭氏を逮捕した。自身が支援した活動家の身に危険が及ぶことは、米国は予想していたはずだ。もちろん、中国の圧政は改められるべきだが、純粋に自由と民主化を求める若者を、自国の利益のために利用し、危険にさらした米国も、責められるべきだ」(領事)
米国は、周庭氏をはじめ、自らが支援した民主活動家たちの身の安全を保障し続ける義務がある。
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