香港のアグネス・チョウ(周庭)はアメリカに見捨てられた!? 逮捕の裏に悪魔の如し米陰謀、暴動誘発と資金提供…

 

動画は、テレ東(YouTube)より引用


 民主活動家の周庭アグネス・チョウ)氏が、10日夜、著名な民主活動家、香港国家安全維持法違反容疑で香港警察に逮捕された。同日には、民主派の香港紙「蘋果日報」などを発行するメディアグループの創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏(71)や同紙幹部ら7人も同容疑いで逮捕されており、中国による大々的な民主派弾圧の一環とみられる。

 周庭氏と黎智英氏は、11日朝には保釈されたが、今後も中国政府に監視され続けることは間違いない。

 日本語に堪能な親日家であり、まだまだあどけないルックスの彼女は、日本のメディアから「民主化の女神」などともてはやされ、半ばアイドル的な扱いを受けていた。

 そんなこともあり、彼女の逮捕が報じられると、日本のツイッター上でも「#FreeAgness」という、ハッシュタグが拡散した。

 民主と自由を訴える香港の若者が、中国共産党という巨大組織の圧力によって、その将来を奪われていく……。国内大手メディアによって伝えられるのは、そんな単純化されたストーリーだ。しかし、チョウ氏が逮捕されるに至ったいきさつには、アメリカの陰謀が大きく関わっていることを忘れてはならない。

「米国政府はいつものやり方で彼らを利用し、そして見捨てた」

 そう話すのは、香港に駐在している中東某国の領事だ。

「チュニジアのジャスミン革命からはじまったアラブの春でもそうだったが、現地の民主化団体を支援して暴動を誘発させ、あわよくば反米政権を打倒して親米国家を樹立するというのが米国の常套手段。2014年の雨傘革命以降、米国はNEDを通じて、周庭氏が所属していた政治団体『デモシスト』やほかの複数の反中民主化団体に、数十万ドルの資金を提供していた。米国は、まさか中国の現政権が簡単に倒れるとは思っているはずもなく、香港で暴動を起こすことによって、激化する米中対立の交渉カードにしようと思っていたのだろう」(領事)

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