あのアインシュタインが降霊会にガチ参加していた!! 「超能力に関心あり」天才科学者の知られざるタブーと“奇妙な行動”を徹底暴露!
アルベルト・アインシュタインといえば「相対性理論」だが、その難易度に心が折れた人は多いはずだ。そんな天才すぎる彼にも意外な一面(もしくは黒歴史)があったことはあまり知られていない。
■アインシュタインは“降霊会”に参加していた
アインシュタインが残した文章の中で最も驚くべきは、1930年にアプトン・シンクレアが上梓したトンデモ本『メンタル・ラジオ』の序文だろう。著名な作家であり社会活動家でもあったシンクレアは、自著の中で彼の妻メアリーには人の心を読むなど不気味なパワーが宿っていると記述している。
たとえば、彼が鍵を失くせば、メアリーはそれがどこにあるか正確に言い当てたというように。もちろん、親密なカップルがお互いの習慣を知るようになれば、こんな“心を読む”ことは朝飯前かもしれないが……。
しかし、シンクレアは徹底的に「第六感」の存在を確信していたのだ。『メンタル・ラジオ』は、こういった説明のつかない現象に関して科学的に解明するよう喚起するものとして機能し、研究者であったジョセフ・バンクス・ラインは「超心理学」という用語を生み出し、ついには米デューク大学にその分野の研究センターを設立するに至ったのである。
それにしても、なぜ高名な科学者であるアインシュタインが、オカルトもどきの読み物に序文を寄せることになったのか。実は、2人とも民主社会主義者なのだ。つまり、序文の提供はアインシュタインの純粋な厚意によるものだった。
彼は基本的に「オカルト」と呼ばれる類いに興味がなく、それらは非科学的なものとみなして、彼の理論とオカルトの区別を強調していたという。そのため、インタビューなどで四次元に関する話題が出ると、「オカルトについて質問されるのでは」とナーヴァスになったと言われている。
それでも、シンクレアとは次第に親交を深めるようになり、彼の紹介で降霊会に出入りするまでになったそうだ。アインシュタインにしてみれば、たとえ超常現象であっても科学的好奇心をそそるものであればアリだったのかもしれない。
場所は、人気降霊術師といわれたローマン・オストージャ伯爵の邸宅。自称ポーランドの貴族出身という触れ込みだったが、実際はオハイオ州クリーブランド生まれだった。
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