天才は「発達障害」ばかり! スゴい潜在力を実体験から解説
人類を救う天才は「発達障害」ばかりだった! ハンパない潜在力を実体験から解説「発達障害最強論」!
「発達障害」が良くも悪くも注目を浴びている。NHKで『発達障害スペシャル』が放映され、大ヒット曲「パプリカ」の作詞・作曲者である米津玄師も自ら高機能自閉症と明かして話題になった。実は、大人になっても発達障害であるという人は珍しくなく、モーツァルト、アインシュタイン、スティーブ・ジョブズ、フレディ・マーキュリーなど古今東西の天才や偉人の多くも発達障害だったとされる。何を隠そう筆者自身と娘も発達障害なのだが、自らの経験に基づき、社会に溶け込めなかったが特異な才能をもっていた人々を紹介する。

■発達障害とサヴァン症候群
発達障害とは、複数の障害を1つのカテゴリーにまとめた総称であり、「ASD(自閉症スペクトラム)」、「ADHD(注意欠如多動性障害)」、「LD (学習障害)」などの障害が含まれる。
その実数は不明だが、日本の児童の実に10人に1人が発達障害の「グレーゾーン」だという指摘もあるほどだ。だが、発達障害はネガティブな側面だけではなく、健常者以上に特殊な才能を持っていることが多い。
1988年にアカデミー賞を受賞した映画『レインマン』では、ダスティン・ホフマン演じる自閉症の男性の特異性が魅力的に描写されている。映画では、床にばらまかれた爪楊枝の数をこの男性が一瞬にして数えるという驚くべき能力が示されていた。
このような、ある意味異常ともいえる才能を持つ人々は「サヴァン症候群」と呼ばれる。自閉症スペクトラムなどの発達障害や知的障害を持っているが、ある分野では突出した能力を持っている人々である。『レインマン』にはキム・ピークという実在のモデルがおり、彼は過去に読んだ9000冊の本の内容を正確に記憶するという驚異の記憶力を持っていた。
■筆者は自閉症スペクトラム
私事になるが、筆者の6歳になる娘が発達障害ではないかと思い、調べるうちに自分自身もASD(自閉症スペクトラム)の特徴に当てはまることに気づいた。だが、IQテストの結果は標準的な知能を示しており、おそらく「高機能広汎性発達障害」に当たるのだろう。これは知能障害などを伴わない発達障害のことだ。
娘の場合は、友だちが少なく個に閉じこもるところがあり、市の教育相談などで見てもらったところ、やはり「ASDではないか」と言われた。
娘には、子細なことに気づいたり非常に手先が器用だったりという側面がある。また、非常にこだわりが強く、自分が好きなことには異常な集中力を示すが、興味がないことは全く手を付けない。このような傾向はASDの典型的特徴とされており、筆者自身にも共通している。
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