日本のロトで高額当選したタイ人が見た地獄とは!? 空から賞金撒き、精霊の力で当せんも… 「宝くじとタイ人」にまつわる衝撃実話集!

■日本の宝くじで地獄を見たタイ人男性

 このような羨ましい話がある反面、日本のロトで高額当選をしたばかりに地獄に堕ちる思いをした在日タイ人がいる。その男性をA(60代)とするが、2018年にロト6で1等2億8千万円が当せんした。だが、彼は20年間も不法滞在していたために、それがバレるのが怖くて名乗り出られず、換金の締め切り日になってしまった。Aは困った末に、知人のブラジル人Bに賞金の受け取りを依頼した。Bの口座に振り込まれた当せん金は、銀行に怪しまれないようにと数回に分けて引き出したが、その後に何かと理由をつけては残金をAに渡すのを渋るようになった。Bは夜の街で当せん金の一部を使っていたのだ。

 そこでAは今度はタイ人女性CにBと一緒に残高を引き出すように頼み、2人は8000万円ほどをAに渡した。だが今度はCが当せん金を使い始め、今年2月に1億円以上の金を持ってタイへ逃亡してしまった。Aは彼らを横領罪で刑事告訴したが、A自身も不法滞在のために逮捕された。昨年の記事で、宝くじで高額当選したばかりに不幸な目に遭った世界の人々を紹介したが、Aもその一人になってしまったのだ。

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画像は「Getty Images」より引用

■タイでは宝くじの話題に事欠かない

 タイでは宝くじの話題には事欠かず、ニュースでもそれにまつわる面白い話題がよく報じられる。昨年、日本円で3億円の宝くじに当選した女性は、他の人々にも幸運をおすそ分けしたいと考え、パラモーターを使って空から賞金をばらまいて大ニュースになった。

 筆者は一つ、疑問に思うことがある。日本ならば、宝くじで高額当選した人があえて自分から名前や顔をメディアに露出することはない。では、なぜタイ人はここまで積極的に当選したことをアピールするのか? タイ人の妻に聞いたところ、タイでは高額当せん者を狙った泥棒や詐欺が後を絶たないという。それにもかかわらず、おおらかな性格のタイ人たちは、リスクがあることを承知で名乗り出ているのだ。そこには、「自分の幸運を多くの人たちに知ってほしい」という自己顕示の欲求が潜んでいるのかもしれない。

参考:「Thairath」、「PJA」、ほか


文=百瀬直也

百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。Webサイト:百幸.com、ブログ:『探求三昧』note、Twitter: @noya_momose

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