【ガチ】モーツァルトの曲でてんかんが治るモーツァルト効果が凄い! メカニズムは… 投薬ナシで成果抜群!

 クラシック音楽には純粋な音楽鑑賞以外にも、さまざまな効果・効能があるといわれているが、その中でも特に注目されているのはモーツァルトの曲でてんかんが治るとされる“モーツァルト効果”だ。いったいそんなことがあり得るのか? 最新の研究がこの件を検証している。

■“モーツァルト効果”を検証した最新研究

 モーツァルトの曲でてんかんが治る――。この驚くべき“モーツァルト効果”が語られはじめたのは1990年代初頭である。

 懐疑的な声も少なくなかったのだが、完全に否定されることはなく、その後も少ないながらもこのユニークな研究の興味の火種は消えることなく今日を迎えている。またモーツァルトだけでなく、ほかのクラシックの楽曲に同じ効果があるのかを探る研究もいくつか行われている。

 イタリアのピサ大学のジャンルカ・セッソ氏は、「この数年間に新しい研究がいくつもあったため、今が全体像を振り返ってみるべき時である」と判断し、同僚のフェデリコ・シッカ氏と共にこのテーマについてのメタ分析に取り組んだのである。

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「Cosmos」の記事より

 研究チームが2020年7月に神経生理学専門誌「Clinical Neurophysiology」に掲載した研究は、欧州神経精神薬理学会(European College of Neuropsycho-pharmacology)のリモート会議で発表されたばかりの論文で、彼らは「現在の影響についての懐疑論を覆すかもしれない」という見解を示す内容になっている。

 研究チームはこれまでに公開された147の研究論文を吟味し、このテーマを検証するのに最適な12の研究論文を選んだ。

 メタ分析の結果、毎日モーツァルトの楽曲を聴くことにより、てんかん発作の大幅な減少と、てんかん患者で一般的に見られる異常な脳活動であるてんかん発作の頻度の減少につながることを突き止めた。

 これらの影響は、1回のリスニングセッション後に発生し、その効果は長期間の治療後も長く維持された。メタ分析によれば、モーツァルトを聞いている期間がてんかん発作の平均減少率を31%から66%の範囲でもたらすことを示しているが、これには個人差があり、また使用される楽曲によっても異なる。

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