陰部に枯れ草を刺して遺体遺棄…22人殺害疑惑の大量殺人鬼! 勝田清孝の犯行全貌を事件ライターが解説!
1980年11月8日、勝田は大阪でクラブホステス所有の車内にあったハンドバッグを盗み、その直後に警察の職務質問を受け、窃盗の疑いで逮捕された。消防本部は懲戒解雇となったが、1981年に出た判決は、懲役10ヶ月に執行猶予3年がつき、勝田は自由の身だった。
勝田はその後も犯行を重ねる。1982年10月31日、滋賀県大津で運転者を脅しつけてワゴン車に乗り込み、名古屋に向かわせた。勝田が銃を持っているのが分かり、同県草津で運転者が抵抗すると射殺した。1982年11月28日、京都のエポック山科北店に押し入り、拳銃で脅して約152万円を強奪した。
1982年1月31日、名古屋の第一勧業銀行御器所支店で現金約102万円を引き出して帰宅しようとした男性を銃で脅したが、男性は勝田の腕を掴んだ。勝田は銃を発砲したが、弾は宙に放たれただけだった。銃声を聞きつけて出て来た銀行員たちに、勝田は取り押さえられた。110番通報で駆けつけた警察官に、勝田は逮捕された。
勝田はすべてを自供した。公判の最中には、10代の頃から殺人を行っていたなどとも語った。
1994年1月17日、最高裁で勝田への死刑判決が確定した。2000年11月30日、名古屋拘置所で、勝田への死刑が執行された。享年52歳であった。
死刑のその日まで、クリスチャンの来栖宥子さんとの交流を経て、悔悟の気持ちを持った勝田は写経や点字翻訳に励んでいた。その点は、獄中でも舌先三寸で衛生夫を操って思うがままに振る舞い、執行されることもなく2017年に75歳で病死した関根とは違っていた……。
★フジテレビ系 10月4日(日)20時から『実録ドラマ 3つの取調室 ~埼玉愛犬家連続殺人事件~』放送。
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2024.10.02 20:00心霊陰部に枯れ草を刺して遺体遺棄…22人殺害疑惑の大量殺人鬼! 勝田清孝の犯行全貌を事件ライターが解説!のページです。罠、実録ドラマ 3つの取調室 ~埼玉愛犬家連続殺人事件~、勝田清孝などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで