陰部に枯れ草を刺して遺体遺棄…22人殺害疑惑の大量殺人鬼! 勝田清孝の犯行全貌を事件ライターが解説!

画像は「Amazon」より引用


――10月4日(日)20時放送『実録ドラマ 3つの取調室 ~埼玉愛犬家連続殺人事件~』原作者の深笛義也が緊急寄稿!犯人の関根元と共通点をもつ殺人鬼を紹介する!

 大量殺人者でありながら、アラスカンマラミュートを日本に広めたペット界の有名人だったのが、関根元。かつては「愛犬の友」という専門誌の1/3以上が、関根の会社「アフリカケンネル」の記事で占められていた。

 私の著作『罠』(サイゾー)を原作として、フジテレビ系で、10月4日(日)20時から『実録ドラマ 3つの取調室 ~埼玉愛犬家連続殺人事件~』が放送される。

ドラマのワンシーン

 1993年に起きた埼玉愛犬家連続殺人事件での、犠牲者は4人。だかその9年前の1984年にも、関根の周囲に3人の行方不明者があり、関根が事件に関わっていたという共犯者の詳細な供述がある。埼玉県警は大がかりな捜査を行ったが証拠は見つからず、その3人については立件されていない。まったく証拠を残さずに殺人をやってのけたという可能性があるのだ。

 殺人をくり返す一方で、類い希な商才でペット界に君臨していた、関根。1993年の事件の間も、新たな犬舎件ペットショップの建設にいそしんでいた。そんな関根と共通点がある男がいる。

■22人を殺害? 勝田清孝

 大量殺人者でありながら、優秀な消防士だったのが、勝田清孝だ。1972年から1983年までの11年間に、8人を殺害。勝田自身は22人を殺したと自供したが、証拠が出てこなかった14件は立件されていない。京都・相楽中部の消防本部のレンジャー部隊に所属する勝田は、1974年、1975年、全国消防技術大会で連続で入賞した。仕事ぶりも真面目で、1974年に消防副士長、1976年に消防士長になった。1975年には木曽川で溺れていた女性を、川に飛び込んで助けている。

 1948年生まれの勝田は、高校生の時、オートバイに乗って女性のハンドバッグをひったくり、退学となり少年院送りとなっている。彼の自室からは、ハンドバッグ10個以上、学食の食券の束、女性の下着も出て来た。

 半年ほどの少年院暮らしを終えると、職を転々としながらも、1970年に結婚し子宝も授かった。1972年に消防士となり、人生の再スタートを切ったかに見えた。

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