「NASAは40年前に金星の生命痕を発見していた」過去データで判明!! 大学教授が検証求めるも不可解すぎる展開、やはり隠蔽か!
2020.10.10 12:00

パイオニア・ヴィーナス計画のプローブに積み込まれていた測定機器は、分子が検出器に衝突した時の速度で識別するLNMSという方式だった。モーグル氏によると、LNMSデータでは微量な分子の証拠は簡単に見落とされる可能性があるといい、目的の物質に的を絞った解析が必要になるという。当時の科学者らは、すでに金星に存在すると推測されていた物質の検出を優先していた。
今のところ、再検証できたのはデータのごく一部に過ぎない。モーグル氏らはNASAのオリジナルデータへのアクセスを求めているが、新型コロナウイルスのために対応が遅れているとのことだ。また、日本や旧ソ連を含む各国の観測データの見直しも進んでいるという。もしホスフィンが40年前から金星の大気中に含まれていたとしたら、金星に「何かがある」ことはますます確実になる。研究の進展が楽しみな話題である。
参考:「Scientific American」、「arXiv.org」、ほか
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