日本兵が韓国人女性を“股裂き”拷問、巨人の大射精像…「強烈すぎる韓国の像5つ」村田らむが選出!

――B級スポット、樹海や禁断の土地、ホームレス取材を得意とするルポライター村田らむが寄稿!

 先日、韓国の『韓国自生植物園』に、慰安婦の少女像に土下座する安倍晋三総理大臣の銅像が設置されたとニュースになった。

 僕はめちゃくちゃ現物を見たくなったが、現在のコロナ禍の中、韓国へ旅行するのは現実的ではない。

 ちなみに僕が最後に韓国に行ったのは2020年の2月21日だったが、韓国の宗教団体で集団感染が発覚した翌日だった。日本ではまださほどの警戒感はない時期だったが、ソウル市内は非常にピリピリした空気がただよっていた。ウィジョンブ市の駅前にある、慰安婦像にもしっかりとマスクがつけられていた。

 土下座像には「コロナが去ったら会いに行くからな!!」と思いをよせつつ、今回は韓国の“奇抜な像”を紹介したい。

 韓国の像と言えば、慰安婦像や徴用工像が有名だが、それ以外にもたくさんの像がある。

「像で意思を伝える文化」なのだと思う。

 僕は何度も韓国に足を運びたくさんの像を見てきたが、その中でも「コレは!!」と思った物を10つ厳選した。

 

01 安重根の疾走感ありまくりの像

 前置きで紹介したマスクをする慰安婦像はウィジョンブ市駅に設置されていた。喜んで写真を撮っていると、横にめちゃくちゃ疾走感あふれる像が建っているのを発見した。

 コートをブワッサ!! とたなびかせ走りつつ、右手はコートの内ポケットに突っ込んでいる。コートはディフォルメが効いていて、実際にこの長さだと止まった途端ズルズルと地面に着く。泥だらけになってしまうが、でも造形物として見たらすこぶるカッコいい。

 同行した韓国マニアの編集さんを見ると、

「安重根の像ですね。慰安婦像とセットで設置されていることが多いんですよ」

 と教えてくれた。

 安重根と言えば、日本の初代総理大臣伊藤博文をハルビン駅で射殺した男である。1909年に凶行におよび、翌年死刑になった。

 韓国内では英雄視されていて、反日系の施設に行くとクリアファイルやら帽子やら、様々なグッズを販売している。

「安重根が安倍晋三を殺す」というSF(?)小説も売られていたので買ってみたのだが、ハングルの本を一冊丸ごと読む気にはならず積ん読になっている。

 像の正面に回ると、『大韓義士安重根』『大韓国人 安重根』と書かれていた。トレードマークである、薬指を詰めた右手の手形も印刷されていた。

 つまり、ハルピン駅で伊藤博文に向けて走り出したところを像にしたというわけだ。

「殺人の瞬間を像にしよう!!」

 という発想はなかなかすごいものがある。

 他にも拳銃を構えているバージョンなどもあるそうなので、機会があったら見に行きたいと思った。

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