数学の天才遺伝子が発見される!成績予測も…人為的に天才を造ることも可能に!?
2020.10.27 16:00
数学的才能に関与しているとされる遺伝子はROBO1以外にも複数あるが、今回の研究の結果、10個の遺伝子内にある18個の遺伝子変異のうち、脳内の灰白質量と有意な関連を示したのはROBO1だけであった。ROBO1は3〜6歳の子供の脳内で右頭頂葉の灰白質量を増やし、この領域が大きい子供ほど、小学2年生時の数学テストの成績が良い傾向があった。
研究者らによれば、「頭頂葉が小児期から数学的認知能力に特に寄与し、成人期においてもこの役割を維持していることを示す先行研究がある」という。この遺伝子変異を再現できれば、数学の天才を人為的に作ることもできるのだろうか? 夢が広がる話ではある。
参考:「Daily Mail」「EurekAlert!」「PLOS Biology」ほか
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