「怪我はポルターガイストのせい」裁判所が認定、DV疑惑の男が無罪放免! ついに超常現象を法が認めた!?
ポルターガイスト※、悪魔憑きの存在を裁判所が認めた? 奇妙な裁判がアイルランドで行われていたことが明らかになった。
※ ポルターガイスト:科学的に説明できない物体の移動、音の発生、発火などの現象。心霊現象の1つに数えられることもある。
アイルランド紙「Irish Times」(10月9日付)や英紙「Daily Mail」(11月16日付)が、48歳のシェーン・ギボンズ氏が3年間付き合っていた元ガールフレンドに暴行容疑で告訴された事件で、裁判官が女性の訴えを退け、ギボンズ氏の疑いが晴れたと報じたが、この裁判の内容が実に奇妙だったのだ。
ギボンズ氏は元ガールフレンドの体にできたアザや傷は、彼女が「悪魔に憑かれた」からだと主張したのである。ギボンズ氏によると、元ガールフレンドの近くにあるライトが勝手に点灯したり、家中のものがひとりでに飛んでくることがしょっちゅうあり、体のアザはそうした超常現象によるある種の自傷だと言ったのだ。むしろギボンズ氏は彼女の健康を取り戻すために苦心していたという。
「私はポルターガイスト現象や超常現象を頻繁に目撃していました。彼女の体にできたアザはひどいものですが、私がいない時はさらにひどいことになっていたのです」(ギボンズ氏)
付き合い始めた頃から元ガールフレンドには異常が起こっていたそうだが、それが徐々に悪化していき、ギボンズ氏は教区司祭やエクソシストに相談したという。このことは教区司祭も認めており、「ギボンズ氏は嘘をついていない」と証言している。
しかし、教区司祭やエクソシストから協力を得られなかったため、ギボンズ氏はヒーラーのジェーン・ドネリー氏のもとに元ガールフレンドを連れて行ったという。この時のことをドネリー氏は「鮮明に覚えている」と語っている。
「彼女は体を動かすことができず、気絶していて、小刻みに震えていました。ギボンズ氏が彼女を抱えて入ってきました」(ドネリー氏)
ドネリー氏によると、元ガールフレンドの憑依は「映画でしか見たことのない」レベルだったという。なんとか除霊は成功し、数カ月は平穏な日々が続いたそうだが……。
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