「怪我はポルターガイストのせい」裁判所が認定、DV疑惑の男が無罪放免! ついに超常現象を法が認めた!?
その後の経緯は報道では不明な点が多いが、元ガールフレンドは自らアメリカに渡航し、ミシガン州にある施設で治療を受けたという。そこで医師らはすぐに何が起こっているのか理解し、適切な処置を行ったそうだ。それから健康状態が格段に良くなっていったという。この施設が具体的にどんなところだったのかギボンズ氏は詳しく語りたがらないものの、そこで元ガールフレンドは「自分の能力の扱い方を学んだ」と語っていることから、ただの医療施設ではなかったようだ。
これで万事解決かと思いきや、突如元ガールフレンドは2019年8月17日にギボンズ氏にベッドに固定され、長時間揺さぶられ、体や手首、首にあざができたと主張し、ギボンズ氏を訴えたのである。ここまでの経緯は不明だが、ギボンズ氏によると、元ガールフレンドは悪魔祓いの間に気を失っていたため、自分が何をしていたのか覚えていないのだろうと語っている。
結局、裁判では元ガールフレンドが8月17日以前のアザや怪我について理由を語ることができなかった点や、自ら体を掻きむしる様子を映した悪魔祓いの映像が存在し、彼女の主張と矛盾する点があったため、ギボンズ氏への疑いは晴れた。ただ裁判官は「オカルト、悪魔祓い、悪魔憑きに関する一連の出来事は、国家によってもっと探求されるべきだった」とコメントを残したという。
しかし、元ガールフレンドは単なる精神病ではなかったのではないだろうか? これについてギボンズ氏は、「精神衛生上の問題はあったと思いますが、憑依が原因だと思います。精神的健康と憑依は矛盾するものではなく 互いに補完し合うものです」と語っている。また、「私は現実的な人間ですから、彼女のことについては裁判がない限り秘密にしていたでしょう」とも。
知るはずのないラテン語を話し、家中の物がひとりでに動く、真に奇妙な現象をギボンズ氏は本当に体験したのかもしれない。現時点ではまだ不明な点が多く全貌が把握しきれないのが残念だ。今後、女性が治療を受けた米国の施設の詳細や告訴に至った経緯など、不明点が明らかになることを期待したい。
参考:「Irish Times」、「Daily Mail」、ほか
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