悪魔6体に憑依された少女アンネリーゼ、超壮絶死の実態
悪魔6体に憑依された少女アンネリーゼ、超壮絶死の実態とは!? 真っ黒い眼球、かぎ爪も生え… 映画『エミリー・ローズ』を上回る真実
南米やアフリカを中心に今でも悪魔祓いの儀式は頻繁に行われているが、ホラー映画『エミリー・ローズ』のモデルとなったアンネリーゼ・ミシェル(ミハエル)の一件は、詳細な記録と神父に対する裁判が行われたという点で特異な事件だ。海外サイト「Bugged Space」(3月16日付)を参考にその詳細を紹介したい。
1952年、アンネリーゼはドイツ・バイエルン州ライプルフィングのカトリック教徒の家庭に生まれた。敬虔なカトリック教徒として育ち、明るく人から好かれる性格の女性だったと評されている。しかし1968年、16歳の時に胸に何かが押し付けられるような感覚を覚え、意識を喪失して以来、精神に不調をきたすようになった。
11カ月後に同じ症状を訴えたアンネリーゼは、母親とともにかかりつけ医のリュティ医師のもとを訪れる。しかし、あらゆる検査で異常がなく、ある種の発作だろうと考えられた。その後3年の間にアンネリーゼは同様の症状を2回経験したため、抗てんかん薬を処方された。
だが、その後も症状は悪化していき、1973年には寝室で奇妙なノック音を聞くようになり、果てには「地獄に落ちろ」という幻聴まで聞くようになったそうだ。そうした中、ある日、母親はアンネリーゼが異常な目つきで聖マリア像を睨みつけているところを目撃した。その時の様子を母親は「目が真っ黒く染まり、手にはかぎ爪が生えているかのように見えた」と述べている。
リュティ医師はアンネリーゼを一目見て「悪魔が彼女に中にいる」と直感したという。奇妙なことにアンネリーゼの近くには焦げた糞便のような悪臭が充満していたそうだ。この頃になると、アンネリーゼはあらゆるものに悪魔の顔が見えるようになり、「地獄で腐れ」、「お前は呪われている」といった悪魔の声まで聞こえるようになる。
精神病が疑われたため、フロイト派の精神科医の診察を受けたが、ここでも“てんかん”だと診断され、より強い抗てんかん薬を与えられただけだった。その後もアンネリーゼの妄想は悪化していった。毎日全裸で400回のスクワットをこなし、床を這いつくばって犬のように吠えて、クモやハエ、死んだ鳥の頭を食べ、失禁した自身の尿を舐めるようになったという。
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