トランプ大統領、逆転の可能性と重要発言4つのポイント! ジュリアーニ、シドニー・パウエル、ドミニオン、不正投票【米大統領選観戦ガイド・ケロッピー前田】
●トランプ陣営:記者会見のポイント
第一に、今回の大統領選挙は、明らかに不正が行われており、そのこと立証するための証拠も証言も十分に集まっていると改めて強調した。
第二に、全米各地の州で実行された不正の手口には共通性があり、組織的に計画されて行われたものであるともいう。
具体的には、郵便投票用紙の日付改ざん、数万票が複数回ずつカウント、同一人物の重複投票、監視員不在での開票など、個々の不正への申し立てについて宣誓供述書が取られている。それらをもとに、ジョージア、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ネバダ、アリゾナの6州でトランプが逆転する可能性があると主張した。
ここで、さらに国際規模で展開した大規模な不正行為について、気鋭の女弁護士シドニー・パウエルが解説した。彼女は元連邦検察官で、4年前の大統領選の後、トランプ政権を苦しめたロシアゲートで標的にされたマイケル・フリンの弁護士を務め、フリンをその疑惑から救い出した実績を持つ。
●ドミニオン社の集計システム
そんなパウエルが全身全霊をかけて挑むのが、今回の大規模な不正投票を可能にしたドミニオン社の自動投票集計システムである。
パウエルは、すでに11月13日のFOXニュースに出演した際、ドミニオン社の投票集計システムは、ベネズエラの悪名高き独裁者ウゴ・チャベスが不正投票専用に開発したもので、その後、それは不正投票の目的で使用されることを前提に他国に輸出されてきたとした。彼女は、そのような集計システムが全米の30州以上で使われており、それらを米国に持ち込んだ州知事や州務長官に憤るとともに、その運用に絡んで数々の汚職が疑われており、今回の不正投票の関係者すべてを血祭りにあげるとし、「リリース・ザ・クラーケン(クラーケンを放て)!」という言葉を使った。
この言葉は映画『タイタンの戦い』に登場するもので、海の怪物クラーケンの登場によって、すべてが一掃されてしまう場面を表している。
さらに今回の記者会見の第三のポイントして、新たに明らかにされたのは、スマートマティック社がドミニオン社の自動投票集計システムを全米に広く提供している背後には複数の国が関与していることである。具体的には、ベネズエラ、キューパ 、中国共産党などが資金面で関わり、さらにクリントン財団、大富豪のジョージ・ソロスとの関係にも触れている。
第四に、米軍がドイツ・フランクフルトのサイテル(Scytl)社というソフトウェア会社を捜査し、ドミニオンのサーバーを没収したという情報について、パウエルはその事実を認めている。
これは、11月13日、ルイ・ゴーマート米下院議員がニュースマックスのインタビューでリークしたもので、米軍が没収したドミニオンのサーバーからバイデン陣営の選挙不正の直接的な証拠を獲得したとされていた。
この記者会見は世界的な話題となっており、CNNもファクトチェックという名目で会見内容に触れている。「虚偽と陰謀論にみちている」と冷たくあしらっているが、ここで主張された不正問題について、事実か否かは、これから法廷で争われることになるわけである。
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2024.10.02 20:00心霊トランプ大統領、逆転の可能性と重要発言4つのポイント! ジュリアーニ、シドニー・パウエル、ドミニオン、不正投票【米大統領選観戦ガイド・ケロッピー前田】のページです。米国、新型コロナウイルスの時代、2020年米大統領選などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで