精神薬のあまりにもヤバい副作用から「九死に一生を得た」生還者が集合! 日本人はまったく理解不足だ、決死の告発座談会!

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イメージ画像:「Getty Images」

 コロナ禍のストレスで、不安障害やうつ病などの精神疾患を抱える人が増えているという。しかし、筆者はその治療のために抗/向精神薬に頼ることが本当に有効なのか、以前から疑問に思ってきた。というのも、精神薬は脳に一時的な作用をもたらすかもしれないが、いくら服用したところで目の前の現実は変わらない。むしろ、魔女占い師・カウンセラーである筆者の周りには、精神薬の中毒症状に苦しんだり、異常行動や自殺をしてしまった人々さえいるのだ。

 この度、筆者は経営者のサポートやコンサルなどの事業を行う野田靖志氏(51)、児童関連の仕事に従事する小林まなみ氏(31)、そしてアディクション(薬物依存)カウンセラーとして活動する藤永マキ氏(49)を招聘し、抗/向精神薬の副作用と依存からの抜け出し方について座談会を行った。


■周囲の無知と無理解が人生を狂わせる

――よろしくお願いいたします。まずは皆さまのこれまでの精神薬との関わり方について教えていただけますか?

藤永マキ氏(以下、藤永)  私は2010年、友人から向精神薬を大量に服薬している旦那さんについて相談されたのが始まりです。友人夫婦の家にはお抱えの主治医がいて、朝昼晩、望んだ時に処方されるそれらの薬で生活をコントロールしているようでした。旦那さんは気分のアップダウンが激しく、友人に対してDVもしていました。

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藤永マキ氏

 そして、私がアディクションカウンセラーになった直接のきっかけは、その後に出逢った元婚約者が向精神薬や抗精神病薬の長期的な多剤大量処方による副作用で苦しんでいたことでした。彼は大量の薬に加え、その副作用を止めるためという胃腸薬、頭痛薬、下剤など、朝昼晩と就寝前の1日4回、約30錠を毎日服用しており、体がダルい時が多く、喜怒哀楽の感情が薄いことやアカシジアという静座不能の症状にも苦しんでいました。

 そのため、主治医に懇願して1カ月間の減薬入院を行い、閉鎖病棟へ入院しましたが、初日から睡眠薬以外の薬を一気に断薬させられ、代わりにエビリファイという抗精神病薬が処方されましたが、退院後2~3週間してパニック、いわゆる禁断症状(離脱症状)に襲われました。

 今では漸減法(ぜんげんほう)といって、薬は段階を追って徐々に減らしていくのが常識ですが、当時の主治医であった精神科医にはその知識が無かったのです。それからというもの、私は向精神薬や抗精神病薬について勉強し、(元婚約者の)薬物依存を確信しました。後に国も認めている常用量依存のことです。しかし、当時は周囲の理解が全く得られず、婚約も破談となりました。

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