「反日」なんて言ってられない韓国の若者の悲惨な現状!『韓国の若者』著者・安宿緑が語るヘル朝鮮の現実

■起業家、芸能人、飲食店への偏見

画像は「Getty Images」より引用

ーー就職が難しい中、韓国では起業する若者も増えているといいます。

安宿緑 韓国政府は起業を奨励していますが、非常に廃業率が高く、成功しかけても大企業に吸収されることが多いんです。さらに、起業は二級市民がやることで、学問で立身出世する、正社員になるのが真っ当な道だという社会通念がまだ根強い。韓流スターですら、馬鹿にされている部分があります。

ーー世界的に活躍していたりするのにですか?

安宿緑 人気はありますが、永続的なものではないと思われています。実際に、20年ほど前に活躍した男性アイドルグループのメンバーが、今はUberEatsのような食品宅配をやっていたりと、芸能人のセカンドキャリアがショボいんです。

 そういう細かい偏見はたくさんあり、飲食店もダメだといわれます。日本では飲食業の人は、アイデアの豊富さや技術が称賛されますよね。

ーー巨匠と呼ばれたり尊敬される人もいます。

安宿緑 韓国の屋台料理は、美味しい料理を次々に作り出していて、1つの文化だと思うんです。でも飲食業の人達自身が「生活のために編み出したもので、こんなものは自慢でもなんでもない」と思ってしまっています。自分達で才能やチャンスを潰していると感じます。

ーー正社員以外の選択をすることに非常に勇気のいる社会なんですね。

安宿緑 そういう韓国社会で成功している若い起業家達は例外中の例外だと思います。彼らの中には、いわゆる「Fラン大学」出身も少なくない。それでも自分でロードマップを作り出す能力がすごく高くて、誰も目を向けなかったところに注目して道を切り開いています。

 なぜ彼らが同調圧力の強い韓国社会で成功できたのか。私自身も興味深く思っているので、引き続き取材したいと思っています。

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