宇宙で完全に未知の「電波モヤ」が発見される! ワームホールの“喉”なのか、人類の智を超えた謎がまた一つ… 科学者も大興奮!!

 最近になって天文学者を悩ませる“難題”が登場している。宇宙空間で起きているまったく説明のできない“真のミステリー”が「奇妙な電波サークル」である。

■謎の宇宙現象「奇妙な電波サークル」

 豪・ウェスタンシドニー大学の天文学者、アンナ・カピンスカ氏は2019年9月に新しい電波天文データを閲覧している時に興味深いオブジェクトを発見した。それは円形に広がった煙のように見える電波放射なのだが、天文学の世界ではいまだかつて報告されたことのない現象であった。いったい何なのか。

 その数日後、同僚のエミル・レンツ氏もまたはこの奇妙な現象を発見してますます謎は深まり、「奇妙な電波サークル(odd radio circles、ORC)」と名づけられた。

 事のきっかけは、この2人を含むウェスタンシドニー大学の研究チームが、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の最新鋭の電波望遠鏡「ASKAP」で収集された観測データを分析していた時のことであった。

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「Live Science」の記事より

 最初は、おそらくソフトウェアのエラーによって生成された画像イメージであると疑われたのだが、ほかの電波望遠鏡を使って検証してみると、それらが本物であることがすぐに確認された。ただ、大きさがどれほどなのか、またどれほど遠くにあるかはまだ全くわからない。

 光学望遠鏡でORCの位置を撮影した画像を見ると何も映っていない。電波放射の輪はおそらく電子の“雲”によって引き起こされていると考えられるが、可視光線の波長では何も見えないのだ。

「Wikipedia」によれば2020年6月26日の時点でこのORCが4つ観測されている。ORCは無線波長では明るいが、可視、赤外線、またはX線の波長では見えない。謎に包まれたこのORCは天文学者を悩ませる一方で解明への意欲をかき立てる存在でもあるようだ。

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