頭から離れない嫌な考えを払拭する3つの方法
「なかなか頭から離れない嫌な考え」を払拭する3つの方法とは!? 画期的ワーキングメモリ制御法を解説(最新研究)
嫌な体験や目先の不安材料といったネガティブな思考はどういうわけか頭から離れにくい。気にしないように努めるほどに脳内にこびりつく感さえある。トラウマにもなり得るこうしたネガティブな考えの堂々巡りをどうすれば取り除くことができるのか。最新の研究によればその鍵を握るのは我々の脳の“ワーキングメモリ”にあるという。
■ネガティブ思考を追い出す3つの方法とは
日々の生活や仕事において、さしあって優先的に念頭に置いておかなければならない“目下の課題”というものがある。それは例えば今日のアポのことであったり、今買うべき必要なアイテムのことであったりする。
こうした“目下の課題”は我々の脳の機能である“ワーキングメモリ”にファイルされ、常に気にかけられた状態になっていると考えられている。いわば手元に置いた書類のように常に視界の片隅にある状態である。

しかし、このワーキングメモリの“容量”はそれほど大きくはない。それもそのはずで、容量が少ないからこそすぐにアクセスできるわけである。これまでの研究でワーキングメモリに置いておける“目下の課題”は3つか4つ程度であるといわれている。つまり我々が同時進行的に取り組むことができる課題は3つか4つが限界ということになる。
この容量が少ないワーキングメモリにネガティブ思考が入り込んでしまうと厄介なことになる。1つでもネガティブ思考がワーキングメモリに収納されてしまうと、当然ながら残されたメモリ容量は減ってしまい、仕事や生活のパフォーマンスが低下してしまうのである。
このネガティブ思考をワーキングメモリにこびりつかせることなく、なるべく早く取り除くにはどうすればよいのか。最新の研究では、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)でモニターした脳活動のデータを分析することにより、ネガティブ思考を頭から取り除くための3つの最良の方法が明らかになっている。
米テキサス大学オースティン校とコロラド大学ボルダー校の合同研究チームが2020年12月に「Nature Communications」で発表した研究では、実験を通じてワーキングメモリから思考が削除されるプロセスを分析している。やり方によってはワーキングメモリから思考を完全に“消去”できるというから興味深い。
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