【阪神大震災から26年】もっとも注意すべき地震前兆現象トップ7!! WiFiや地デジの異常、頭痛… 気づいたらすぐ安全確保を!
5: 磁石落下装置
地震の前に永久磁石の磁力が弱まることは日本では江戸時代から知られていて、当時から「地震予知機」なるものがあった。安政江戸地震(1855、M7.0)の前に磁石から釘が落ちたという逸話が残されている。
現在でも、筆者を含めて「磁石落下装置」と呼ぶ簡易的な装置を作って地震予知の検証を行う人々がいる。筆者は「鈴落下装置」と呼ばれる、磁力が弱まると鈴が落下する装置をYouTube Liveの機能を利用してリアルタイムで公開しているが、これは磁石付きクリップにいくつかの鈴を吊るしたものだ。
以前は束ねた紙を磁石で留めるだけの形式だったが、2019年2月19~20日にかけて落下し、翌日21日21時22分、北海道・胆振地方中東部でM5.8、最大震度6弱の地震が起きた。
4: ハムスター運動量
筆者は2016年5月に小型のジャンガリアン・ハムスターを飼い始めた。ハムスターなどの小動物は地震の前には運動量が増えることがわかっていたので、回し車に回転数のカウンターがついたケージで検証したが、過去の記事で書いたように、関東で起きる地震の0~1日前に回転数が増大することがわかった。
現在筆者が飼っているメスは2代目で、生後2歳4カ月と、人間の年齢にすると80代のお婆ちゃんになる。若い頃より運動量がかなり減少したが、それでも相対的な運動量の変化によって地震前兆を捉えることはできる。
最近の例では、普段の回転数は100回未満のことが多いのに、1月7日朝に112回と増えたことがあった。そして当日6時07分に三陸沖でM5.1、21時37分に茨城県沖でM3.8の地震が起きた。
3: 大気ラドン濃度
ラドンは大気中に存在する元素だが、地震発生の前にラドン濃度が変化することが50年ほど前から知られている。阪神・淡路大震災の前には、神戸薬科大学で大気中ラドン濃度が約1カ月前から通常の値を大きく上回ることが続き、地震発生後に通常レベルに戻った。
筆者は過去の記事で書いているように、2019年からラドン測定器で検証を始め、現在は前述のYouTube Liveで測定器の値をリアルタイムで公開している。ラドン濃度が上昇してピークを越えて下降に向かう途中で関東圏で地震が起きることが多い。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【阪神大震災から26年】もっとも注意すべき地震前兆現象トップ7!! WiFiや地デジの異常、頭痛… 気づいたらすぐ安全確保を!のページです。予知、頭痛、地震、耳鳴り、ばけたん、ラドン、ハムスター、磁石、阪神淡路大震災、前兆現象などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで