「デゴイチ解体を阻止したい」復活にかけた関係者の情熱が胸アツすぎる! 全国の鉄道ファンが涙… 奇跡は起きたのか!?

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 昭和50年まで日本全国で走っていたD51型蒸気機関車のうちの一両が解体されてしまった。昭和17年3月に製造されて、関西や東北、北海道で走っていた「D51684」。現役を引退してからは、東村山市恩多町の運動公園に保存されていた。

 D51は「デゴイチ」という愛称で親しまれてきた蒸気機関車の中でも最もポピュラーな型式だ。この愛称は鉄道ファンならずとも良く知られている。

 廃車になってから40年以上が経った「D51684」は、無残な姿になっていた。長年、風雨に晒されていたことからボロボロで、すでに正面のナンバープレートはなくなってしまい、シリンダーカバーは錆びて穴が開いていた。最後に塗装されたのは平成8年。行政の管理は誠にお粗末だった。

 東村山市は老朽化した蒸気機関車を解体するための費用として約2千万円を含む補正予算を計上していた。修繕する場合は1億2千万円かかるという試算も出ていた。解体が決まった背景には金銭的な問題もある。

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 文化遺産にもなっている蒸気機関車を解体してしまうのは、とても惜しまれることだ。「貴重な文化遺産を守りたい」という趣旨で集まった有志によって結成された『東村山D51684保存会』は、このD51を修繕して保存するための方法を模索していた。メンバーの中には元JR職員の顔もあった。全国のSLファンからも応援メッセージが寄せられていたのだが……。

 解体前に保存会の方に話を聞くことができた。

「東村山市に保存に向けた提案や要請をしているのですが、市民の声に耳を貸さない状態のまま解体作業の準備が進んでいます。署名も2500名ほど集まりましたが、このままですと市民の文化遺産が無に帰してしまいます。言ってみれば、財産権を侵害されているようなものです。税金を使ってまで文化遺産を壊してなんか欲しくありません。工事はアスベストの除去から始まりますから、その間に工事を止められればと思っています。まだ時間がありますので、活動を続けていくつもりです」(東村山D51684保存会事務局の岩間弘さん/令和元年9月)

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 当時、『東村山D51684保存会』では、車両を保存するためのプランも作成していた。それによると、保存活動はボランティアによって行なわれ、費用は100万円を下回る。解体作業が始まってからは、工事関係者に工事の中止を要望するための集会も行われた。

 これまでにもボロボロになってしまった蒸気機関車が修繕された例はある。「厚狭の奇跡」と言われた「D51300」(山陽小野田市殿町児童公園保存)は、「このデゴイチを何とか復活させたい」という村野哲郎さん(殿町公園のデゴイチ応援隊/代表)の呼びかけで、全国から集まった鉄道愛好家がボランティアによって修復・整備されている。

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