【緊急】磁極シフト+低太陽活動でもうすぐ人類絶滅! 滅亡フラグ「ラシャン・エクスカーション」は始まっている!?
英紙「The Guardian」(2月18日付)によると、4万2千年前に太陽活動の低下と地球の磁極反転(ポールシフト)が、大型動物の絶滅からネアンデルタール人の終焉に至るまでの環境激変を引き起こした可能性があることを英・ニューサウスウェールズ大学の研究者らが科学誌「サイエンス」に発表したという。
4万2千年前、ラシャン・エクスカーション(Laschamp excursion)と呼ばれる磁極の一時的反転が起こり、その影響は1000年にわたって続いたと言われる。地球の磁場は有害な宇宙線から地球を守っているが、極の反転が起こると、その効果が劇的に弱まり、地表に高エネルギー粒子が大量に降り注ぐことになる。
またラシャン・エクスカーションは、太陽活動が著しく減退する極小期とも同時期に起こっており、この環境変化が氷床の成長を加速させ、大型生物やネアンデルタール人の絶滅を引き起こした可能性があるとのことだ。研究チームのニューサウスウェールズ大学クリス・ターニー教授は、この時の様子は「世界の終わりのように見えたことだろう」と指摘している。
そして「electroverse」(2月22日付)、この終末的光景が今まさに世界に迫らんとしていると警鐘を鳴らす。同サイトは、上記の「The Guardian」の記事は「今日の出来事との比較を一切描かいていない」と批判、ラシャン・エクスカーションは1万2千年毎に起こってきた極移動の1つに過ぎないというのだ。
「1万2千年に一度、私たちの惑星は、北と南の磁極が“さまよい”、最終的には『反転』する磁気の遠出(エクスカーション)に見舞われます」(electroverse)
そして、それはすでに始まっているというから恐ろしい。地球の磁場は19世紀半ばから弱まり始めており、2000年に10%の減少、2010年には15%の減少だと報告されているとのことだ。
つまり、ラシャン・エクスカーションが引き起こした環境の激変は決して過去の話ではなく、これから我々が直面するであろう火急の危機だということである。大量絶滅の時は近いかもしれない。
参考:「The Guardian」、「sott.net」、ほか
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