将来目覚める「冷凍保存者」4人がヤバすぎる!凍結→再生…ビットコイン重要人物も!?
世界には科学が進歩した未来での“目覚め”を待ち、自分の体を冷凍保存している人々がいる。全身、あるいは頭部のみを液体窒素で凍結し、ステンレスタンクの中でいつか訪れる復活の日を待っているのだ。その中にはメジャーリーガーやビットコインの初期参加者など、実に様々な顔ぶれが並ぶ。英「Daily Star」(2月28日付)が取り上げた。
・Bodies ‘frozen’ to wake up in the future – from baseball players to Bitcoin developers (Daily Star)
米アリゾナ州に本拠地を置く非営利団体「アルコー延命財団」は、人体冷凍保存(クライオニクス)を研究、実行していることで知られる。ここに登録して年会費を払うと、その体は医師の死亡宣告後に脳や臓器を保存する薬剤、保存液の注入などが行われ、最終的には液体窒素によって-196度で半永久的に保存される。そして、いつか遠い未来の科学技術で蘇る日まで眠り続けるのである。
英国のクライオニクス研究者の1人、ジョアン・ペドロ・デ・マガリャエス氏は、液体窒素で遺体を数千年の間保存できるとしており、その間は化学反応も起こらないため、劣化することもないという。そして「千年かかるかもしれないが、いつか必ず復活できる日が来る」と断言する。
このように、将来の目覚めを信じて世界中で多数の人々が冷凍保存されている。その中には多くの有名人・著名人が含まれている。その一例をご紹介すると……
■ハル・フィニー
米国のコンピュータ科学者で、ビットコイン開発者サトシ・ナカモトから最初にビットコインを受け取った人物として知られる。サトシ・ナカモトの正体として疑われたこともある(のちに本人が否定している)。筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患い、2014年にアルコー延命財団の手で冷凍保存された。生前、「現代を生きる人は誰でも、高い確率で永遠に生きることが可能になるだろう」と語っていた。
■FM-2030
イラン系アメリカ人の作家でトランスヒューマニスト。1970年代半ば、名前には性別や人種、国籍や祖先といった“レッテル”が含まれていると主張し、2030年に100歳の誕生日を無事に迎えたいという望みを込めて、本名のFereidoun M. EsfandiaryからFM-2030に正式に改名した。2000年に膵臓癌で死亡後、ガラス化凍結法という新しい手法で冷凍された第一号となった。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊将来目覚める「冷凍保存者」4人がヤバすぎる!凍結→再生…ビットコイン重要人物も!?のページです。アルコー延命財団、クライオニクス、人体冷凍保存などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで